2023年06月19日
2023年5月29日(月)~6月2日(金)、米国ワシントンD.C.で実施されたNational Association of Foreign Student Advisers(NAFSA)主催の国際教育交流大会に、帝京大学が初出展しました。NAFSAは、世界最大規模を誇る米国の国際教育交流団体です。今大会はNAFSA設立75周年の記念大会で、2018年ノーベル平和賞受賞者ナーディーヤ・ムラード氏の教育の力に関する講演会で幕を開け、世界中の高等教育機関の教育関係者や専門家が約8500人集まり、国際交流に関する意見交換と知識共有を行いました。
本イベントのメインテーマである「Promoting Inclusion in Education Abroad」(海外教育におけるインクルージョンの推進)に基づき、参加者はセミナーやワークショップなどを通して、国際交流や教育に関する最新の動向について理解を深めました。留学や国際的な教育に関するシンポジウムやポスターセッションと同時に、世界の大学などが一同に会するExpoが実施され、新型コロナ後の国際活動拡大をめざす担当者と直接交流をはかりました。各国がその特色あるブースで参加する中、本学では日本らしい桜で彩られた国際教育交流協議会(JAFSA)のStudy in Japanに出展しました。本学は95カ所の海外の大学などと連携しており、本大会に参加していた提携大学とパートナーシップ強化について話し合い、多くの新しい機関とも直接面談を行いました。
同団体への参加を通して、今後もグローバルな教育協力関係を育み、変化し続ける世界での教育の持続可能な未来に向けて貢献し、建学の精神にあるように、国際的なマインドを持つ学生と教職員の育成を続けます。どこにいてもグローバル社会とつながる時代のなかで、力強く生きる力をはぐくむよう、本学をあげて努めてまいります。