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2023年05月18日

板橋キャンパス広田講師が代表者を務める研究課題がAMEDの研究プログラムに採択されました

帝京大学医療技術学部視能矯正学科講師 広田雅和が研究代表者を務める研究課題「屈折異常と眼位の影響を受けずに局所網膜機能を評価するAIセンシングを活用した網膜走査型多局所網膜電図装置の創出」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の2023年度「官民による若手研究者発掘支援事業(社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト)」に採択されました。

この研究プロジェクトは、開発サポート機関(本事業にてAMEDが委託済)との連携体制を通して、視覚障害者の網膜機能(失明リスク)を、正確かつ簡便に評価する医療機器のコンセプト確立を目的としています。具体的には、網膜走査型レーザーディスプレイ、AIセンシング、アイトラッキングシステムを組み合わせた「網膜走査型多局所網膜電図装置」の創出をめざし、将来の事業化を見据え、既存の要素技術を保持する協力企業とともに研究を推進します。強度近視者数の急増を背景として、2050年には世界人口の10%が視覚障害者となる試算もあることから、本プロジェクトからの製品化と事業化が期待されています。

協力企業
株式会社QDレーザ
有限会社メイヨー

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