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2023年05月10日

八王子キャンパス辻仁成特任教授が「クリエイティブライティング・熱血辻ゼミ」の第1回目となる講義を実施しました

2023年4月17日(月)、帝京大学冲永総合研究所特任教授 辻仁成が「クリエイティブライティング・熱血辻ゼミ」の第1回目となる講義をオンラインで実施しました。本ゼミは、芥川賞作家でもある辻教授が文筆家をめざす帝京大学の学生に向けた創作クラスです。40人近くの応募の中から、原稿用紙30枚のエッセイによる選考を経て、5人の学生が受講しました。

当日は顔合わせを兼ねて、学生は八王子キャンパスから、辻教授はフランスから参加し、時差は7時間を超えるオンライン講義となりました。当初は緊張していた学生たちも、辻教授に応募作品の良い点を褒められると場が和み、次々と繰り出される核心をつく質問に答えるうちに少しずつ自分の内面と向き合っていきました。学生からは「自分とは何かを問われていると感じました。次の課題までに自分なりに考え、実践することで、前回の文章よりも自分の表現したいことがまとまるのではないかと思っています」「死や人生についての向き合い方がこんな風に考えることもできるのだな、と新鮮なまま残っています」「文章は誰かに読んでもらうものだと強く感じました」「執筆はずっと一人でやっていたので、このゼミで仲間に出会うことができてとても嬉しい。自分と同じ学生の文章を読み合うことはとてもいい刺激になりました」などの感想が寄せられ、新しいスタイルの内容にたくさんの刺激を受けていました。本ゼミは1年間で全8回行われ、次回からはそれぞれが執筆した掌編(しょうへん)を持ち寄り、合評を行い、辻教授の日本帰国のスケジュールにあわせて対面講義も予定されています。今後も帝京大学では、学生のために、より充実した学びの場を提供していきます。

Design Stories 「ついに、熱血辻ゼミがスタート。5人のゼミ生と向きあった父ちゃん先生」はこちら

講義の様子
当日の様子

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