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2023年05月08日

八王子キャンパス鵜飼ゼミがゼミ展「アメリの世界展」を実施しています

2023年4月21日(金)~6月20日(水)、帝京大学総合博物館にて、本学外国語学部外国語学科講師 鵜飼敦子のゼミが「アメリの世界展」を実施しています。本展示では、コロナ禍により留学プログラムに参加できなかった学生たちが、独自の視点でフランスの文化について学んだことを発表します。テーマとして選んだのは、2001年に公開されたジャン=ピエール・ジュネ監督の映画「アメリ」という作品で、この映画は公開当初フランスの移民社会の現状が描かれていないという批判にさらされますが、記録的大ヒットとなりました。幼いころからコミュニケーションをとることが苦手だった夢見がちな女性が、パリの下町に住む人びととのふれあいを通して経験する心あたたまるエピソードには、独特の世界観があります。映画「アメリ」を通して学生たちが捉えたさまざまなモノたちから「フランス文化」を読み解きます。展示は、映画の中から学生一人ひとりが気になるトピックスを取り上げた「香水」「屋根」「螺旋階段」「写真機」「カフェ」「電話ボックス」「ことわざ」の7つのパネルと、映画に登場する宝箱(キャンディー缶)、感想シェアコーナーの3つからなり、2001年のアメリ日本公開時の予告映像も楽しめます。

展示会場を設営した学生は「アメリの雰囲気に合った絵画作品を大学の所蔵品の中から探す作業では、いろいろな作品を見ることができて面白かったです。しかし、いざ展示しようという段階で、2mほどもある重い絵画を収蔵庫のうえの段から降ろして、6人がかりで運び、壁に掛ける作業はとても大変でした。展示が天井近くまであったので、大きなはしごをかけて作業したことにも苦労しました」と設営を振り返りました。また、本展示の印象的なポスターについて、鵜飼講師は「当初は、パソコンでいろいろと試作をしたのですが、きれいになりすぎてアメリの雰囲気をなかなか出すことができず、思い切って手描きにしよう、ということになりました。結果、インパクトのあるもので手作り感がでて良かったと思います」とコメントしました。映画フィルムのようなかたちにポスターを並べ手描きでペイントを加えるという学生たちの即興のアイデアにより、展示室はアメリの世界観にぴったりの雰囲気となっています。ぜひご覧ください。

【ゼミ展詳細】
タイトル:「アメリの世界展」
場所:帝京大学総合博物館
主催:帝京大学外国語学部外国語学科フランス語コース鵜飼ゼミ
日時:2023年4月21日(金)~6月20日(火)
開館時間:9:00~17:00(16:30最終入館)
開館日:月曜日~土曜日
休館日:日曜日・祝日・臨時休館日
入館料:無料

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展示会場の様子01
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