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2023年03月06日

八王子キャンパス中山ゼミが日韓中三カ国ストーリーテリングプロジェクトの国際報告会で英語による発表を行いました

2022年10月9日(日)、帝京大学教育学部教授 中山京子が担当するゼミにおいて、日本・韓国・中国三カ国ストーリーテリングプロジェクトの報告会をオンラインで行いました。日本、韓国、中国の3つの国から大学教員、ユネスコのセンター職員、学生など70人以上が集い、文化多様性とESD(持続可能な開発のための教育)やSDGsをテーマに、教員養成課程の学生や大学院生が、絵本を選んで授業を作り、英語で報告しました。

本プロジェクトは、ユネスコ・アジア太平洋国際理解教育センターによる「ストーリーテリングを通じた北東アジアにおける国際理解教育および地球市民教育推進のための共同プロジェクト」の、2022年度教員養成課程の学生による日韓中三カ国交流プログラムで、本学教育学部中山ゼミが同志社女子大学とともに日本代表として参加しました。参加大学は、韓国の公州教育大学やソウル教育大学、光州教育大学、全州教育大学の学生、中国の北京師範大学国際比較教育研究所の大学院生、日本の同志社女子大学、そして本学の学生です。学生たちは、国際理解教育を専門とする大学教員の指導のもと、「文化多様性」「ESD・SDGs」をテーマに、ストーリーテリングに使用する児童図書を選択し指導案を作成(および模擬授業の実施)、報告書を作成した上で三カ国合同発表会で報告するという8カ月に渡るプロジェクトに取り組みました。どのチームもていねいに絵本を選び、時間をかけて授業を作り上げ、報告まで成し遂げました。学生のがんばりの背景には指導教員の存在もありますが、何よりも主体的に取り組んだ学生たちの熱意、そして国を超えて共に国際理解教育を学んでいることへの理解が深まったことは学生にとって素晴らしい経験となりました。イベント的な交流ではなく、このような知的な交流に大学の学びが表れていました。帝京大学では、学生が主体的に取り組む国際プロジェクトへの参加を今後も応援していきます。

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