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2023年01月10日

板橋キャンパス本学学生が日本循環器学会 第266回関東甲信越地方会でStudent Award優秀賞を受賞しました

2022年12月10日(土)、日本循環器学会の第266回 関東甲信越地方会にて、本学の白戸隆大さん(医学部5年生)がStudent Award優秀賞を受賞しました。Student Awardは80年以上もの歴史と伝統のある同学会が、学生が循環器病学に興味を持ち、活発な研究活動を行うために設置した賞です。

白戸さんは医学部内科学講座循環器内科の研究室に所属しており、画像診断の解析や健診心電図判読を中心に、同講座教授 上妻謙や講師 紺野久美子の指導のもとで勉強してきました。その中で、特にスポーツを行う学生健診に理解を深め、健診を受診することの大切さやスポーツを行ううえで循環器疾患のメディカルチェックを実施することの重要さを学び、ケースレポートとして演題発表を行った結果、優秀賞を受賞しました。
白戸さんは受賞に際し、「本当に嬉しく思っております。現地開催で緊張や不安はありましたが、紺野先生や上妻教授をはじめ多くの先生方からご助言やご指導をいただいてきたことや発表の練習、ケースレポート関連の学習を日々積み重ねてきたことから、自信を持って発表に臨むことができました」とのコメントがありました。また、今回指導した紺野講師は、「スポーツが盛んになっている中、メディカルチェックを受ける大切さを臨床現場で学び、自ら学んだことを学会で発表し広く啓蒙できたことは非常にすばらしいことだと感じております。医師になってからもこの経験を生かし、スポーツ中に起こる事故を減らすことに繋げていただきたいです」と話しました。
今後の抱負として白戸さんは、まずは医師国家試験に向け学習にしっかりと取り組むとともに、スポーツと循環器医療の関連について健診データなどを集め、さらなる理解とスポーツ医療への貢献に取り組んでいきたいです」と意欲を語りました。

受賞の様子01

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