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2022年11月18日

八王子キャンパス準硬式野球部主将の山崎陽平さんが全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会に臨みました

2022年11月13日(日)、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)にて開催予定だった全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会が雨天のため中止となりました。帝京大学準硬式野球部の山崎陽平さん(経済学部3年)が投手として出場予定でしたが、残念ながら試合は行われず、ウクライナからの留学生、中学生による始球式や学生のあいさつなどセレモニーのみ実施されました。

本大会は、全日本大学準硬式野球連盟設立75周年を記念して、準硬式野球の東西代表チームが日本一をかけて対戦する予定で、選手は連盟に加盟している272大学の中から、東西両チーム25人が野球の条件に加え、学業成績も含めた文武両道であることが求められ選出されました。この中には、コロナ禍により甲子園大会中止を経験した2020年世代の選手も含まれています。選手や学生スタッフは、11月11日(金)から現地入りし、開会式のあとは、学生たちへのキャリアガイダンスを受講。準硬式の経験をキャリア形成に生かし、就職活動につなげるノウハウについて実践を交えて学びました。その他、甲子園で試合をするだけでなく地元の子どもたちとの交流やスポーツマンシップを学ぶJOCインテグリティ研修、女子野球観戦なども行われました。なお、本大会には本学学生の岡田明花里さん(医療技術学部4年)もトレーナーとして参加しました。

午前中から降り始めた雨は、少し弱まるタイミングもありましたが選手がグラウンドで練習を始める頃には雨脚が強くなり、選手たちは呼び出しがかかって、中止が告げられました。観客にはセレモニー冒頭で中止が発表されると、あちらこちらで悲鳴のような声が聞かれました。山崎さんは、「選手に呼び出しがかかった瞬間に試合中止を悟り残念な気持ちになりましたが、この経験や野球以外の時間での学びを糧に来年の開催を願い、練習に取り組みます」と話しました。4年生である岡田さんは、大会にかかわるのは最後となることから、「とても残念で悔しい気持ちです。ただ、同じ準硬式野球に携わる共通点があるため、他大学の学生スタッフともすぐに打ち解け、充実した時間が過ごせました。学生トレーナーという立場は準硬式野球の世界でも少数なので、もっと認知を広めたいです」と話していました。

準備を重ねてきた甲子園での大会は開催できませんでしたが、マスコミの取材も入り、選手はもちろんのこと、学生スタッフなど運営側の熱い思いが多くの人に届いていると感じられる大会となりました。来年度も開催されるよう、皆さまの温かい応援をお願いします。

なお、山崎さんは11月22日(火)~29日(火)に実施されるオーストラリア遠征に、全日本選抜チームの一員として参加することになっています。今後の本学準硬式野球部にもご注目ください。

大会YouTube配信(セレモニーのみ)はこちら
クラウドファンディング :75周年を迎える大学準硬式野球の新しいチャレンジを応援についてはこちら
オーストラリア遠征についてはこちら

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