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2022年10月14日

フィンランドトゥルク大学とMOUを締結しました

2022年9月6日(火)、帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座はフィンランドトゥルク大学内科学講座と共同研究や研究交流活動に関する講座間交流協定を締結しました。トゥルク大学は7つの学部を持つフィンランドの国立総合大学で、約23,000人の在学生のうち5,000人は博士課程の学生です。1920年設立ですが、起源は17世紀のトゥルク大学王立アカデミーに遡り、フィンランドで2番目に大きな大学です。

今回、交流協定を締結したトゥルク大学内科学講座教授 Teemu Niiranen氏の研究グループは、本学医学部衛生学公衆衛生学講座主任教授 大久保孝義、同講座教授 浅山敬と2010年ごろより交流があり、現在も活発に国際共同研究を行っています。この協定の元、既に行われている国際共同研究が拡大・継続され、双方の大学から世界をリードする新しい知見が続々と発表されることが期待されます。特に、年1回実施している家庭血圧と自由行動下血圧に関する国際共同研究(IDHOCO、IDACO)、中心血圧の国際共同研究(IDCARS)、腎不全の早期バイオマーカー探索に関する共同研究(UPRIGHT-HTM)の合同研究会を、今後は日本・フィンランドをはじめ世界各地で定期的に実施する予定です。こうした活動は、本学における国際的視野を持った医師の育成や、幅広い視野のリサーチマインドを持つ医師・研究者の養成にもつながります。本交流協定は、本学がフィンランドと結ぶ初めての協定です。今後、更なる医学・公衆衛生学領域での研究交流が期待されます。

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