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2022年09月26日

八王子キャンパス三竝講師と大脇講師が佐賀県武雄市図書館・歴史資料館において商品企画・開発に関する講演会およびワークショップを実施しました

2022年9月、武雄市図書館・歴史資料館(佐賀県武雄市)において、帝京大学経済学部経営学科講師 三竝康平と本学経済学科講師 大脇淳一が、高校生およびその保護者の方がた向けに、産学連携による商品企画・開発に関する講演会およびワークショップを実施しました。武雄市図書館・歴史資料館の指定管理者であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に就職した三竝ゼミの卒業生である山本啓介さんから実施依頼があり、本企画の実現に至りました。

「大学生を体験してみよう-東京の現役大学生との商品企画-」と題された講演会およびワークショップでは、まず、三竝講師から本学において進行中の『帝京大学発ヨーグルトプロジェクト』を題材とした、研究シーズの社会実装および産学連携での商品企画・開発について講演がありました。『帝京大学発ヨーグルトプロジェクト』は、三竝講師が本学薬学部特任教授 関水和久および本学産学連携推進センター長・特任教授 中西穂高と共同で、地方創生を目的に、関水特任教授の乳酸菌技術の社会実装としての新製品開発をめざす産官学連携プロジェクトです。本講演会は、同プロジェクトの研究成果の社会還元という位置づけにあります。

三竝講師による講演の後、大脇講師が商品企画やパッケージデザインを題材にしたワークショップを実施しました。ワークショップは、高校生が好きな「瓶」を手に取り、その中に入れる商品とその商品を際立たせる「瓶」の外装デザインについて考え、実際に制作に取り組むという内容でした。ワークショップには、三竝ゼミの卒業生である笠原真悟さん(2018年度ゼミ長)や池野睦さん(2021年度ゼミ長)も参加し、高校生と大学生や卒業生が一緒になって思い思いのパッケージ制作に取り組みました。参加者からは「お客様を惹きつけるためにどんなデザインが良いか考えたり、友達や大学生の方とアイデアを共有することができたので良かった」「大学やゼミの雰囲気を知ることができてとても良い経験ができた。経営学に興味があったので進路の参考になり、とても楽しかった」といった感想が聞かれました。今後も、本学では社会連携・産学連携を強化し、本学の有する「知」を社会につなげていくことで地方創生に貢献し、山積する社会課題の解決にむけた教育・研究の成果を社会へ発信していきます。

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