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2022年06月23日

板橋キャンパス本学医療技術学研究科の大学院生が日本弱視斜視学会の若手支援プログラム賞をダブル受賞しました

2022年度日本弱視斜視学会において、福島愛実さん(医療技術学研究科2年)が若手支援プログラム賞を受賞しました。本賞は、弱視斜視研究の発展に寄与する若手研究者の育成を目的とし、国内外の学会での発表を支援する賞です。
福島さんは、2022年6月9日(木)~11日(土)に開催された XIVth International Orthoptic Association Congress (IOA) で発表した演題「Evaluation of Objective and Subjective Ocular Refraction in Refraction System with Binocular Simultaneous Looking-in Type」が評価され、国際学会若手支援プログラム賞に採択されました。さらに、6月17日(金)・18日(土)に開催された、第78回日本弱視斜視学会総会で発表した演題「レフラクションシステムChronosと実空間における自覚的屈折度数の比較」により、国内学会若手支援プログラム賞に採択されました。
福島さんが性能を検証している Chronos (Topcon Corp.) は、両眼を開けたまま視力検査ができる新しい検査装置です。本研究では、Chronos での視力検査は眼科で実施されている視力検査よりも眼の度数が若干近視よりになることが明らかになりました。科学的に欠点を発見することは、検査装置の改良につながります。福島さんの今後のますますの活躍が期待されます。

日本弱視斜視学会は1964年に日本弱視斜視研究会として創立され、1978年に日本弱視斜視学会に改名して以来、視力および両眼視機能の障がいに関する臨床および基礎研究の発展を目標とし、社会へ向けて医学的根拠に基づいた情報発信をしています。
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