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2022年05月23日

八王子キャンパスでイルカのモニュメント除幕式が行われました

2022年5月17日(火)、帝京大学八王子キャンパスにてイルカのモニュメント除幕式が行われました。除幕式には、金工作家である東京藝術大学名誉教授 宮田亮平氏、公益財団法人日本交通文化協会理事長 滝久雄氏、本学理事長・学長 冲永佳史のほか、本学スポーツ医科学センター長 教授の河野博隆、本学教職員、特別ゲストとして帝京大学幼稚園の園児たちが参加しました。式に先立ち行われた懇談の際には、モニュメントの制作過程を閲覧し、宮田名誉教授より制作中のエピソードが語られました。

宮田名誉教授は「モニュメントのイルカは一番大きいもので150㎝、一番小さいもので15㎝の大きさであり、125匹が表現されている。帝京大学の若者たちが未来に向かって世界に踏み出していける作品をつくりたいという思いだった。本日を迎えられて幸せだ」と話しました。滝理事長からは「多くの学生が集うこの美しいキャンパスに素晴らしい作品が完成したこと嬉しく思う。宮田先生の代名詞ともいえるイルカのモチーフは、若き日の宮田先生が出身の佐渡から新潟に渡る際、船に並走して泳ぐイルカを目にして思いつかれたと聞いている。この作品が末永く愛されるよう祈っている」と来賓祝辞をいただきました。最後に、本学冲永理事長・学長は「この素晴らしい作品を設置できた喜びを感じている。本学の教育理念である自分流を成し遂げるために、苦しい試練を乗り越え前進していく人材を育てていきたいと思っており、その道しるべが設置された。学生や教職員にこのモニュメントの意味を知っていただき、そして、この作品自体も世界に発信していけるよう、キャンパスで大切に育てていきたい」と話しました。

モニュメントの銘板には宮田先生の思いが刻まれています。
昇(しょう)~希望に向かって~
帝京大学の大きな教育方針のひとつは日本の未来を託す若者たちを育み、前進させることであり、力強く感じています。常に止まることなく高みに昇り続ける姿を私のモチーフであるイルカの勢いにて表現しました。

イルカのモニュメントは、スポーツ医科学センター横に設置されています。八王子キャンパスにお越しの際は、ぜひ間近で作品をご覧ください。

当日の様子01
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当日の様子08
当日の様子09

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