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2022年05月18日

第24回夏季デフリンピック競技大会に、スポーツ医療学科の卒業生がトレーナーとして派遣されました

2022年5月1日(日)~15日(日)、ブラジル・カシアスドスルで開催された第24回夏季デフリンピック競技大会に帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科の卒業生3人が日本選手団のトレーナーとして派遣されました。岡野篤郎さん(スポーツ医療学科2012年度卒業)はバドミントンを担当し、小森園一樹さん(スポーツ医療学科2012年度卒業)は卓球、伊藤優花さん(スポーツ医療学科2018年度卒業)はサッカーを担当しました。
デフリンピックは、ろう者のオリンピックとして夏季大会は1924年にフランス、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されたろう者のための国際的なスポーツ大会で、参加者が国際手話によるコミュニケーションで親睦を深められるところに大きな特徴があります。この歴史ある大会に卒業生がスタッフとして貢献することができました。本学は今後も卒業生の活躍を応援していきます。

岡野さんのコメント
第24回夏季デフリンピック競技大会にバドミントン競技のトレーナーとして帯同させていただきました。長時間の移動を必要とするブラジルで、またコロナ禍という環境での開催だったため、選手のコンディション管理がいつも以上に難しい大会でしたが、バドミントンとしては史上初の団体戦銀メダルを獲得することができ、スタッフとしてとても嬉しく思います。また、デフリンピックでは他の競技団体のろう者や世界のろう者との交流もでき、言語だけではなく、手話でのコミュニケーションの大切さや社会における多様性の認識の重要性を改めて感じることができました。次回の2025年のデフリンピックは、日本での初開催をめざし招致活動が始まっています。 次大会に向けて、日本におけるデフリンピックの認知度が少しでも向上することを期待しつつ、本大会以上の結果を残せるよう、今後も選手とともに頑張っていきたいと思います。

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左から岡野さん、伊藤さん、小森園さん
左から岡野さん、伊藤さん、小森園さん
活動の様子02
活動の様子01

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