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2022年04月27日

塩野目講師らの研究チームが「とちぎテックプラングランプリ2021」で「栃木精工賞」を受賞しました【理工学部】

2022年3月27日(日)、栃木県庁(栃木県宇都宮市)にて開催された「とちぎテックプラングランプリ2021」にて、帝京大学理工学部情報電子工学科講師 塩野目剛亮らの研究チームが「栃木精工賞」を受賞しました。
「とちぎテックプラングランプリ」は主催である株式会社リバネスが組織する「とちぎ次世代産業創出・育成コンソーシアム」によって運営されている栃木県内の企業・大学・地方公共団体・金融機関が連携して新たな産業を創出しうる新技術シーズを発掘・育成することを目的としたプログラム「とちぎテックプランター」における活動の一環として開催されている技術・事業プランコンテストで、2021年度は25件のエントリーの中から厳正な書類審査を通過したファイナリスト9チームがプレゼンテーションを行いました。
塩野目講師らの研究チームは「職場うつ予防のための人間関係可視化シミュレータの開発」についてプレゼンテーションを行い、通常は目で見ることのできない心理的距離の変化を可視化することで社会的孤立を検出し、メンタルヘルスの不調を早期発見できる点が評価されて今回の受賞となりました。

一生涯で5人に1人が心の病にかかるとも言われている現代社会において、長期間におよぶ職業生活の中で生じる人間関係のストレスが原因となって心の病にかかる人が多くいることから、日常的なモニタリングが職場うつの予防に重要な役割を果たすと考えられます。
今後の展望として、栃木精工株式会社で活用されている「感謝の気持ちをポイントとして他人へ贈ることのできるアプリ」との連携や、「より良い人間関係の構築と生産性の向上」が期待されます。

「とちぎテックプラングランプリ2021」の最終結果はこちら

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03

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