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2022年03月11日

八王子キャンパス教育学部賞表彰式を行いました

2022年2月28日(月)、帝京大学八王子キャンパスにて2021年度教育学部賞表彰式を行いました。教育学部表彰制度は、2016年度よりはじまり、本年度で6年目を迎えました。教育学部に籍を置く学生の中から、「学問、スポーツ、文化、福祉等の分野」で優れた成績を収め、または高い評価を受けた個人および団体に対して、教育学部として表彰するものです。
本年度は、課外活動部門で小林捺哉さん(教育学部4年)、地域連携・地域貢献活動部門で教育学部初等教育学科教授 芦澤清音のゼミの皆さんが受賞しました。新型コロナウイルス感染予防の観点から、芦澤ゼミより代表として倉田蓮さん(教育学部4年)、野本智佐江さん(教育学部4年)が表彰式に参加しました。

小林さんは、1年次より共読サポーターズとして精力的に活動を行いました。特に本のレビュー執筆と、知的書評合戦であるビブリオバトルへの出場に取り組み、本については歴代最多件数となる100件以上のレビュー執筆をし、1948年創刊の週刊書評新聞「週刊読書人」にも2件のレビューが掲載されました。ビブリオバトルでは、学内外の多くの大会に出場し、4年次には全国大学ビブリオバトル決勝に進出、優秀賞(上位6人)を受賞しました。そのほかにも学内の活動に従事し、本年度開催された共読ライブラリー10周年記念フォーラム「帝京大学学長と語る共読ライブラリーの未来戦略 ~社会とつながるひと・ほん・まなび~」への登壇をはじめ、学外のイベント等にも参加しました。 上記の内容で学内外の読書推進活動に継続的かつ精力的に取り組まれてきたことと、その成果として全国大会でも優秀な結果を収めたとして、評価されました。
芦澤ゼミでは、障がい児・者をはじめ、さまざまな困難を抱える人びとの支援および共生をテーマに研究活動・多様なフィールドワークを行っており、その1つに大学近隣にある障がい児・者支援団体であるNPO法人トリニテ(東京都八王子市)との連携活動があります。中でも2013年より毎年(2021年を除く)本学八王子キャンパスの大学祭である青舎祭にて、トリニテで製造した手作りパンを共同で販売をしています。この活動では、学生が大学に申請し、トリニテと連携しながら運営企画、準備、当日運営を行っており、地域連携・地域貢献活動として大学に評価されている活動です。この一連の活動で、障がい者の就労支援事業および障がい者支援活動を体験的に学ぶだけでなく、地域連携の在り方や共生について意識して活動していることが評価されました。

受賞者は、「自身が今までにない体験をすることができた。これからは自分が子どもたちの読書に対するきっかけになりたい」「コロナ禍で本当に実施して大丈夫か、どのように実施した方が良いか悩む点が多かったが、利用者の声や実際に販売をしている様子を目にし、実施できてよかったと感じた」と受賞に対する感想とこれからの意気込みを語りました。

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03
当日の様子04

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