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2022年01月11日

駅伝競走部駅伝競走部が冲永理事長・学長に箱根駅伝の結果報告を行いました

2022年1月8日(土)、帝京大学八王子キャンパスにて、駅伝競走部が本学理事長・学長 冲永佳史に、第98回東京箱根間往復大学駅伝競走の結果報告を行いました。監督の中野孝行からは、大学初の往路2位、総合9位という結果により5年連続のシード権を獲得したことや学生の紹介がなされました。

ここまで駅伝競走部を率いてきた主将の橋本尚斗さん(教育学部4年)は「8区を走り、チームのためにがんばる気持ちだったが結果的には順位を落としてしまい悔いは残っている。だが、今後も競技を続けるので帝京大学の主将を務めたことに誇りを持ち、成長させてくれた方々のためにも、しっかり結果を残していきたい」と決意を語りました。
エース区間である2区を走った中村風馬さん(医療技術学部4年)は「レース前は緊張感や怖さもあったが、チームのために走りたいと思った。帝京新記録を出せたことは非常に嬉しく、今後競技を続けていく自信になった」と先を見据えていました。
2年連続5区区間賞を達成した細谷翔馬さん(医療技術学部4年)は「区間賞は考えず、昨年と同じ気持ちで走ることを意識した。結果的には区間賞を取り順位を上げることができたが、区間新記録まであと8秒だったことに、悔しい思いもあった」と話しました。
7区を走った福島渉太さん(医療技術学部1年)さんは「初めての箱根駅伝に緊張はあったが、レース前は楽しみな気持ちもあり心に余裕を持ってスタートを切ることができた。しかし、結果としては総合3位という目標から遠のいてしまったのが悔しかった。強い先輩方が卒業してしまうので、その穴を埋めるのは自分だと思ってしっかり練習していきたい」と頼もしい言葉が聞かれました。

学生の話を聞いていた冲永理事長・学長からは「リラックスして走ることはできましたか?」「予想通り走れなかった原因は何ですか?」など学生に質問も投げかけられていましたが、自分の走りに悔いが残っていると話した橋本主将に対しては「その経験が人生の糧になる、糧にしていかないといけない。前を向いて今後走るための礎にしてもらいたい」と力強いエールが送られました。

中野監督は「細谷さんの2年連続5区区間賞はしばらく出ていなかったほどの記録で、風の影響がなければ、区間新記録が出る走りを見せてくれた。中村さんは2区を日本人4位の走りで帝京新記録だった。橋本さんは調整が難しい状態だったが、私の判断で出場を決めた。福島さんは1年生だが次回主力になってほしいという願いがあった。箱根駅伝は注目度が高く、非日常な状況下でのレースは難しいものがある。だが、大学での練習に励み実業団にも堂々と送り出せる実力をつけてくれた」と学生を称えました。そして最後に「学生たちのがんばりには本当に頭が下がる思い。よく耐えたなと」と感謝を伝える言葉がありました。

中野監督の言葉を大きくうなずきながら聞いていた冲永理事長・学長は「今後も中野監督の指導のもと、大学の施設を有効活用して、後輩に襷を繋いでいってほしい。皆さんが勝ち取った順位、そしてそれがシード権獲得に繫がり、来年も出場できることを本当に嬉しく思っている。皆さんのご多幸を祈念している」と話しました。
今後とも本学駅伝競走部に温かい応援をよろしくお願いします。

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