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2021年10月28日

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福岡キャンパス沖教授がサン情報サービス株式会社との共同研究契約を締結しました

2021年7月28日(水)、学校法人帝京大学は、サン情報サービス株式会社と共同研究契約を締結しました。共同研究では、本学福岡医療技術学部作業療法学科教授 沖雄二が、研究全体の統括を務めています。
近年、 長期入院患者や長期入所者は、施設内における閉鎖的な環境のなか、疾病に対する不安や精神的苦痛などで極めてストレスを受けやすい現実があります。そこで、医療福祉の分野でも注目されているバーチャルリアリティ(VR)を用いて、対象者に対し疑似的な外出や旅行を体験させ、ストレス軽減に繋げようと研究を進めています。研究期間は、2021年7月28日(水)から2023年12月28日(木)となっており、さらなる事業の発展へ生かし社会への貢献をめざすため、引き続き研究開発に努めていきます。

沖雄二 教授の紹介

帝京大学 福岡医療技術学部 作業療法学科
帝京大学大学院 保健学研究科 診療放射線科学専攻
帝京大学大学院 保健学研究科 看護学専攻

経歴

1991年3月国立療養所福岡東病院附属リハビリテーション学院作業療法学科卒。2003年1月福岡リハビリテーション専門学校作業療法学科学科長。2010年3月福岡大学大学院人文科学研究科教育・臨床心理専攻博士課程前期修了修士(教育学)。2014年3月九州大学大学院歯学府歯学専攻博士課程単位修得退学。2016年4月帝京大学福岡医療技術学部作業療法学科教授。2017年3月九州大学大学院歯学府歯学専攻博士課程博士(歯学)。

専門分野

骨代謝:破骨細胞・骨芽細胞・TRPチャネル
人体解剖学:触診機能解剖

運動学 

研究テーマ

  1. 筋電義手:3Dプリンターによるパーツ印刷により安価でスタイリッシュな筋電義手の制作に取り組んでいる。
  2. VRリハビリ:VR技術による認知機能改善、癒し効果の研究。
  3. TRP(transient receptor potential channel)チャネルファミリーは非選択的陽イオンチャネルで細胞内外のセンサーとして注目されている。TRPV4(TRP vanilloid 4)は骨芽細胞、破骨細胞、軟骨細胞において、細胞の分化増殖、機械刺激・浸透圧受容などに関与していることが報告されてきた。TRPV4と骨代謝の関係をテーマとして研究を実施している。

サン情報サービス株式会社

代表取締役 大渕正夫氏

本社:東京都中央区東日本橋3-4-10アクロポリス21ビル5F
事業内容:ソフトウェア関連事業・情報システムの調査・分析・企画・開発・教育・運用支援、情報処理機器の製造・販売
公式サイトはこちら

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