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2021年09月30日

板橋キャンパス医学部の衛生学公衆衛生実習でハノイ医科大学と学生交流プログラムを実施しました

2021年8月20日(金)、帝京大学板橋キャンパスにて、医学部5年生の衛生学公衆衛生実習(ベトナムオンライン実習)の一環で、帝京大学とハノイ医科大学とでの学生交流プログラム(Student Exchange Programme)を実施しました。コロナ禍以前は、希望者の中から選抜された学生がハノイの病院を訪問するなど、海外での実習も行われていましたが、昨年に引き続き本年もオンラインで行いました。
このプログラムでは、医学部の学生が両国の新型コロナウイルス(Covid-19)の感染状況を報告し、その違いが生じた理由を考察して、どのように対応すべきかなど、今後の対策について活発な議論を行いました。当日は、ベトナム国立小児病院からの留学生である、フンさん(医学研究科2年)に適宜サポートしてもらいながら進めました。

衛生学公衆衛生学は医学の理想である予防医学に大きくかかわる領域であり、本実習では、さまざまな社会医学・公衆衛生・予防にかかわる保健医療上の多様なテーマを設定し、学生を少人数のグループに分け、2週間にわたる活動を行っています。
実際に公衆衛生活動が行われる地域・職域の模擬的な状況に対して、現場の臨床医および公衆衛生担当医の対応をグループごとに学生が考え、議論し、調べる中で学んでいく実習形式です。近年では、現実のさまざまな集団における問題点を学生が抽出し、それに対する対策を議論・提示する問題解決型の実習も取り入れています。これらの実習を通して、学生が公衆衛生活動の多様な側面への理解を深めることが期待されています。

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03
当日の様子04
当日の様子05
当日の様子06
当日の様子07
  • 掲載写真においてマスクを外しているのは撮影時のみです。本学では、厚生労働省等の感染防止ガイドラインを遵守し、感染予防を徹底しています。

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