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2021年09月06日

八王子キャンパス本学卒業生の金野純平さんが東京2020オリンピック競技大会でフィリピン代表トレーナーとして活動しました

2021年7月23日(金)より東京都で開催された東京2020オリンピック競技大会において、帝京大学卒業生の金野純平さん(医療技術学部スポーツ医療学科2016年度卒)が、トレーナーとして体操競技フィリピン代表のカルロス・ユーロさん(帝京大学短期大学2年)をサポートしました。
金野さんは本学在学中からカルロスさんのトレーナーとして活動し、卒業後も継続してサポートしています。

本大会での活動を経て金野さんは「フィリピン代表として東京オリンピックに帯同して、ほかではできない非常にいい経験をすることができました。体操選手は日々けがを抱えながら競技することが多く、試合では力技で酷使する上肢、着地などで大きな負荷のかかる下肢、けがのある部位など選手の様子を見ながら的確にケアをしていいパフォーマンスに繋げることがトレーナーの役割です。本大会はけがなく調子もいい状態で大会に臨むができていたため、こちらから何か働きかけてパフォーマンスを乱してしまうのが怖いという感覚を覚えました。これまで経験した世界大会では感じたことのなかった感覚で、私自身オリンピックという舞台に少し緊張がありました。大会を終えた今、もっと選手に対して声かけやアプローチができたのではないかと反省もあります。しかし、この経験をすることができたのは私にとって大きな学びでした。この経験を生かして私自身もより成長し、3年後のパリオリンピックでは目標にしてきた金メダルを獲得できるように身体的、精神的な面で選手の成長をサポートしていきたいと思います」とすでに先を見据えていました。
今後も、金野さんのご活躍を期待しています。

当日の様子01

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