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2021年09月01日

東京2020オリンピック競技大会に出場した学生・卒業生への応援ありがとうございました

2021年7月23日(金)より東京都で開催されていた東京2020オリンピック競技大会が、8月8日(日)に閉幕しました。帝京大学の学生・卒業生が7人出場した本大会では、野球で金メダル、柔道女子48㎏級の渡名喜風南さんが銀メダルを獲得しました。

唯一の在学生であるカルロス・ユーロさん(帝京大学短期大学2年)は、8月2日(月)に行われた体操男子種目別跳馬の決勝で、3位に肉薄するスコアで4位入賞の成績を収めました。大会を終えたカルロスさんは「オリンピックに出場することはできましたが、この大きな舞台で予期せぬ失敗があり、自分の目標が達成できなかったことがとても悔しかったです。この悔しさをバネにこれからも頑張っていきたいと思います。まずは、10月に行われる世界選手権大会で違う自分を見せたいです。応援ありがとうございました」と話しました。
また、指導を続けている本学医療技術学部スポーツ医療学科助教の釘宮宗大コーチは「カルロス選手のオンピック金メダルが完全に射程圏内であると身をもって感じ取ることができました。今までの試合や練習をしっかりと見直し、今からパリへ向けて練習を始めていきます。そして最後に、頑張った選手とチーム、そして応援してくださっている皆様に感謝したいと思います」と話しました。

本学職員・空手道部コーチである宮原美穂さんは、8月5日(木)に行われた空手女子組手55㎏級で積極的な攻撃スタイルで2勝2敗の成績を収めましたが、残念ながらメダルマッチとなる準決勝以降には進めず、5位入賞の成績を収めました。
試合直後のインタビューでは「必死に戦って、自分の持っているものは出せました。香川師範に教わった空手で、また世界で勝負をしていきたいです」と涙をこらえながら言葉を絞り出していましたが、少し時間が経った今は「自分らしく、自分にしかできない空手を追い求めていきます」と新たな目標に向かっています。

本大会は、一年延期となった後、ほぼ無観客での開催だったため、テレビやインターネットを通して声援を送る新しい形となりました。さまざまな思いが交錯する中、全力を尽くす選手の姿は私たちの胸を打ちました。厳しい状況にさらされる世の中で、本学教員や医療従事者のサポートも大きく大会に貢献したことと思います。帝京大学は在学生・卒業生の活躍する姿を今後も応援していきます。皆さま、温かい応援をありがとうございました。

主な成績は以下の通りです。

体操競技

カルロス・ユーロ
所属:帝京大学短期大学人間文化学科2年
成績:種目別跳馬 第4位入賞

柔道

渡名喜 風南
種目:柔道女子48㎏級
所属:パーク24株式会社
出身:医療技術学部スポーツ医療学科(2017年度卒)
成績:銀メダル

空手

佐合 尚人
種目:男子組手67kg級
所属:高栄警備保障株式会社
出身:医療技術学部スポーツ医療学科(2014年度卒)
成績:第7位入賞

宮原 美穂
種目:女子組手55kg級
所属:帝京大学職員
出身:医療技術学部スポーツ医療学科(2018年度卒)
成績:第5位入賞

染谷 真有美
種目:女子組手61kg級
所属:株式会社テアトルアカデミー
出身:医療技術学部スポーツ医療学科(2015年度卒)
成績:第7位入賞

植草 歩
種目:女子組手61kg超級
所属:JAL
出身:医療技術学部スポーツ医療学科(2014年度卒)
成績:第7位入賞

野球

金メダル

7人制ラグビー

津岡 翔太郎
出身:医療技術学部スポーツ医療学科(2017年度卒)
成績:第11位
※バックアップメンバーとして参加

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