トピックス

宇都宮キャンパス朝比奈准教授が参画する研究グループの研究成果が科学雑誌「New Phytologist」オンライン版に掲載されました

帝京大学理工学部バイオサイエンス学科准教授 朝比奈雅志が、国立研究開発法人理化学研究所環境資源科学研究センター細胞機能研究チーム上級研究員 岩瀬哲氏、同チームリーダー 杉本慶子氏、同植物免疫研究グループ研究員 アヌポン・ラオハビシット氏、同グループディレクター 白須賢氏らと共同で行った研究成果が、2021年8月10日付けで科学雑誌「New Phytologist」オンライン版に掲載されました。
共同研究グループは、転写因子WINDが傷口のカルス化だけでなく、道管の再形成や病原菌への抵抗性獲得に重要な働きをしていることを発見しました。本研究成果は組織培養技術を用いた増産や品種改良、接ぎ木の効率化、傷害抵抗性付与など、植物による持続的な食糧・バイオマスの生産に貢献する技術開発につながると期待できます。
詳細は下記プレスリリースをご確認ください。

植物の再生と防御スイッチ－転写因子WINDは道管再形成や自然免疫も制御する－
掲載論文（電子版）はこちら
植物生理学研究室（朝比奈雅志研究室）の詳細はこちら

トピックス一覧へ