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2021年08月02日

八王子キャンパス三竝ゼミとVegemeチームが国際アイディアコンペティションWDCDで「Honourable Mention」を受賞しました

2021年7月15日(木)、帝京大学経済学部三竝ゼミ有志と起業家演習を受講する本学学生有志であるVegeme(ベジミー)チームが、デザインの力により気候変動問題の解決について考える国際アイディアコンペディションWhat Design Can Do(以下、WDCD)において、「Honourable Mention(佳作)」を受賞しました。
WDCDは、気候変動問題を解決するためにIKEA Foundationや駐日オランダ王国大使館などが中心となって運営されており、毎年異なったテーマのアイディアコンペティションを実施しています。
今回は、「No Waste Challenge」というテーマで、食品廃棄物から産業廃棄物までさまざまな廃棄物問題を解決するためのアイディアが募集されました。全世界を対象としたグローバル部門のほか、都市・地域レベルでの解決をめざす都市部門で構成され、世界中の企業やデザイン事務所などから計1,409件の提案が寄せられました。

三竝ゼミとVegemeチームは、三竝ゼミのアートディレクターを務めるOJAR一級建築士事務所代表 大脇淳一氏と広島修道大学人文学部助教 石田崇氏と共同で、「食品廃棄物を肥料に再利用するアイディア」を提案しました。これは、大学のキャンパスや社員食堂などで発生する野菜の皮や卵の殻などの生ゴミを回収し、脱水処理機で肥料としてリサイクルし、その肥料を使って野菜を栽培することで消費者にエコロジーな食品を提供するというものです。三竝ゼミでは、産学連携による商品開発プロジェクトを行っており、その活動から得られた知見や、食品廃棄物削減をめざすVegemeチームの取り組みで得られた活動実績を統合し、「真の」持続可能な循環型リサイクルシステムの構築をめざす提案となりました。
その結果、全世界から寄せられた1,409の提案の中から85のファイナリストに選出されました。さらに、その後の面接審査では、持続可能なデザインの模範とすべきアイディアとして審査員によって高く評価され、最終的に上位21の提案に選出されました。

今後も、国際化を推進する帝京大学では、学問領域および大学の垣根を超えた連携協力を推進しながら、学生と教職員が一丸となって地球環境問題の改善のための取り組みを積極的に展開し、山積する社会課題の解決に向けた教育・研究成果の世界への発信を継続していきます。

WDCDの詳細はこちら
受賞した提案内容の詳細はこちら

研究チーム

  • 研究代表者 : 経済学部講師 三竝康平
  • 共同研究者 : OJAR一級建築士事務所代表 大脇淳一、広島修道大学人文学部助教 石田崇
  • 学生リーダー: 池野睦(経済学部3年、2021年度ゼミ長)

学生メンバー(順不同):
立岡陸、外谷瑛章、原田優哉、西村大輝、保坂雅士、塩原雅人(経済学部4年)
井上涼太、牧野蓮、岡田龍弥、佐藤碧、遠藤陽、木村泉美(経済学部3年)
今井裕基(経済学部2年)
笠原真悟、須江巧(経済学部卒業生・三竝ゼミ ゼミ長OB)
桐山剛、鈴木健太(経済学部卒業生)
速水沙恵(外国語学部4年)
原田明日香(外国語学部2年)
本学起業サークル「スタートアップ」

 

当日の様子01
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当日の様子07
  • 掲載写真においてマスクを外しているのは撮影時のみです。本学では、厚生労働省等の感染防止ガイドラインを遵守し、感染予防を徹底しています。

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