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2021年05月25日

宇都宮キャンパス2021年度第1回機械工学特別講義を実施しました

2021年5月17日(月)、帝京大学宇都宮キャンパスにて、本学理工学部機械・精密システム工学科主催の2021年度第1回機械工学特別講義を実施しました。
機械工学特別講義は2021年度から新規に開講した通年7回の3年生対象の授業で、学外の講師をお招きして、社会人の先輩として専門分野の仕事の内容や体験談を講演していただくもので、履修者以外も参加自由としています。

今回はその第1回で、国立研究開発法人産業技術総合研究所ヒューマンモビリティー研究センター 平尾章成氏に「人を科学してモノに活かす-人間工学とものづくりのイイ関係-」をテーマに講演いただきました。
平尾氏は1998年から自動車会社で人間工学に基づいた研究開発を進め、乗車時に人体にかかる力を測定、解析して、体に無理がなく乗り心地が良いシートの開発を行ってきました。今では平尾氏らが開発したシートがそのメーカーのほとんどの乗用車に採用されるに至っているとのことです。また、自動運転など今後の自動車技術についてもお話いただきました。
第1回の参加者は履修学生のほか教職員も含めておよそ30人で、熱心に聴講していました。

当日の様子01
当日の様子02

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