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2021年01月26日

八王子キャンパス大下ゼミが多摩センターイルミネーション「空中散歩」を企画しました

2020年12月22日(火)・23日(水)、帝京大学経済学部観光経営学科教授 大下茂のゼミが企画した、多摩センターイルミネーション「空中散歩」が、ココリア多摩センター7階ココリアホールで実施されました。
大下ゼミでは、多摩センター駅で恒例となっているクリスマスイルミネーションの認知向上・集客をめざした調査・研究を一昨年度より実施し、学内での「(多摩センター)イルミネーションの認知に関するアンケート調査」の結果から、女子学生や留学生に対する広報と想定ターゲットの興味・関心を惹く企画と実践が効果的であるとの報告を多摩市経済観光課やイルミネーション実行委員会に提言し、2年にわたり集客イベントを実践してきました。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、2020年度クリスマスイルミネーションの実施が懸念されていましたが、若者視点からの企画アイデアと若者との協働をめざしている多摩市、継続的な取り組みを期待しているイルミネーション実行委員会から企画提案の要請があり、「多摩市観光の新しい名所となる観光体験の創出」につながる企画提案を大下ゼミが行い、多摩市観光まちづくり交流協議会が共催する事業として、今回の実施に至りました。

ゼミでのグループ討議を重ねる中で、アニメで注目されている多摩市の特長を生かし、アニメキャラクターの技である上空からイルミネーションを俯瞰するビューポイントを設けました。また、サンリオの顧客層、女性や子どもたちに関心を持ってもらうことを目標に、「ゆめかわ」をコンセプトとして空間演出をする企画案が定まり、ゼミ生が主体となって実行委員会と調整を進めました。具体的な演出の装置は、恋愛成就を願うピンクの“ゆめかわ神社”の鳥居やハート型の絵馬、プレゼント箱の中から出てくる演出など、SNS映えするフォトスポットをココリア多摩センター7階ココリアホールに設営しました。
新都市センター開発株式会社と多摩市経済観光課のご指導・ご協力をいただき、多摩市広報やデジタルサイネージなどで広報活動を行っていただくとともに、会場では入場制限や検温・手指消毒などの新型コロナウイルス感染予防対策に万全の留意をはらいました。

開催時間は17時~19時30分までとし、2日間で89人の方に来場いただきました。また、初日には多摩市長や新都市センター開発株式会社の社長も視察・応援に来場され、今回の企画の趣旨や、今後の多摩市の新しい都市型観光を創り出す着想やアイデアについての意見交換も実施しました。

多摩市内では本学八王子キャンパスソラティオスクエアをはじめとして高層建築物が多く、上空から多摩市を眺めることは日常では体験できないものであり、新しい観光体験につながるとして「SORAKARAプロジェクト#1~空中散歩ツアー」と命名しました。今後もプロジェクト企画が創出され続け、コロナ禍であっても地域に注目される企画が実現され続けることを願っています。

当日の様子01
広報多摩によるイベント告知
当日の様子02
広報多摩によるイベント告知
当日の様子03
デジタルサイネージでの告知
当日の様子04
新型コロナウイルス感染防止対策
当日の様子05
当日の様子06
ココリアホール全体風景
当日の様子07
当日の様子08
当日の様子09
ハート形の絵馬
当日の様子10
当日の様子11
空間演出(ゆめかわ神社の鳥居)

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