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八王子キャンパス共読ライブラリーが第22回図書館総合展_ONLINEに出展しました

2020年11月4日（水）～6日（金）、八王子キャンパスの図書館である帝京大学メディアライブラリーセンター（MELIC）^※1と共読サポーターズ^※2の学生が、第22回図書館総合展_ONLINEに参加しました。
図書館総合展は今年で22回目を迎えた図書館関連業界最大のイベントで、館種を超えた図書館界全体の交流・情報交換の場となっているほか、都市計画・行政関係、教育関係、出版をはじめとするメディア・情報関連業界を巻き込む一大イベントとなっています。 今回は新型コロナウイルス感染症の影響で例年とは異なり、全コンテンツがオンライン形式での開催となりました。

11月4日（水）は、「みんなで話そう！コロナ禍における学修支援の工夫ーガイダンス、ピアサポートを中心に－」と題し、コロナ禍における学習支援の工夫として、学術情報グループの職員とピアサポーター（先輩学生）が、ガイダンスのオンライン化やその手法について、また、ピアサポーターがおこなうオンライン学習相談について報告を行いました。94人の方が参加され「さまざまなオンライン化の手段が紹介されていて参考になった」「手探りの状態だったが、他館の取り組みを聴くことができ活動のヒントをもらえた」などの感想が寄せられました。オンラインでの学習支援の今後の可能性を感じられるフォーラムとなりました。

11月6日（金）は、「ビブリオバトル“勝手に”大学決戦」を「大学ビブリオバトル・オンライン大会2020」の特別枠として開催し、本学からは10人のバトラーが参加しました。対面ではない形でビブリオバトルを行うのは今回が初めてとなり、機器のセッティングや画面越しでのプレゼンテーション、コミュニケーションの取り方など、慣れない環境のなかで学生それぞれが試行錯誤をしながら、観客が読みたくなるような本の紹介を行いました。決勝戦には本学から坂本隆さん（文学部4年）、小椋響稀さん（外国語学部2年）、草深匠さん（経済学部4年）が出場し、惜しくも本学からチャンプ本に選ばれませんでしたが、5分間熱くレベルの高いプレゼンテーションを繰り広げました。

また、3日間を通して「帯づくりワークショップ」「Kyodoku×Communication×Tour」を実施しました。
オリジナルの本の帯をつくる帯づくりワークショップでは、1時間で本の内容をつかんでキャッチコピーを考え、帯に書かれた紹介だけでいかに本を手に取ってもらえるかを意識しながら制作を行いました。オンラインでのワークショップでしたが、ディスカッションも交えながら、参加者からも笑顔が見られるなど盛り上がりました。

Kyodoku×Communication×Tourは、MELIC館内ツアーとクイズ・トークを組み合わせたバーチャル図書館ツアーで、共読サポーターズが自ら撮影した動画などを用いて、web上でMELIC館内の案内をしました。また、11月25日（水）にはZoomを使用したオンラインツアーを実施し、共読ライブラリーの取り組みを中心に、MELIC職員が館内の様子を中継しながら参加者を案内しました。
そのほか、イベントの拠点となるwebサイト「共読ステーション」^※3にて、本学総合博物館との共同プロジェクトである「読書がしたくなる薬！？『読書丸』復活プロジェクト」、共読サポーターズによる「側板・棚づくりLIVE」、リレー形式で本の紹介をつなげていく参加型イベント「BOOK BATON+」のコンテンツを展開しました。
共読サポーターズの定例活動である棚展示や側板づくりについて、タイムラプスで撮影された動画が展開され、学生が本の配置を試行錯誤しながらストーリーのある展示をつくる様子が伺えました。

今回は例年と違い、全コンテンツをオンラインで実施する形となりましたが、オンラインならではの工夫を凝らしたさまざまなコンテンツが用意され、時間・距離の制約上これまで参加が難しかった方も参加できるメリットもあり、今年も盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今後もMELICは「共読」をテーマに学生と教職員が一致団結し、読書の楽しさを社会に発信していきます。

関連リンク

※1 帝京大学メディアライブラリーセンター（MELIC）
※2 共読サポーターズ
※2 共読ステーション

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