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2020年10月12日

福岡キャンパス関教授が「よかば~い体操」に関する記者会見を行いました

2020年10月2日(金)、大牟田市保健センター(福岡県大牟田市)にてよかば~い体操の動画配信およびDVD配布に関する記者会見を行いました。本学からは福岡医療技術学部理学療法学科教授 関誠と同学部学科の学生3人が、大牟田市からは福祉課健康対策担当者が登壇し、DVD作成までの経緯やよかば~い体操についての説明を行いました。

よかば~い体操とは、福岡キャンパスがある福岡県大牟田市独自の介護予防体操です。現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、通いの場の活動が自粛され、高齢者がフレイルや要介護状態に陥ることが懸念されています。フレイルとは高齢期の心身の機能が衰えた状態をいい、健康な状態と介護が必要な状態の中間段階にあることで、要介護になる危険性が高いといわれています。しかし、フレイルは早い時期に生活習慣を見直すことで、健康な状態に引き返すことが可能です。そこで自宅で気軽に運動ができるように関教授と大牟田市が共同で動画の撮影を行い、本プロジェクトが進行するに至りました。
体操の考案者である関教授は会見の中で、「よかば~い体操の名前の由来は、2007年に初めて動画を撮影した際、参加していたスタッフの方が、「この体操はよかばい!」と発言されたことがきっかけです。高齢者の方々が笑顔で体操している姿を見ると作って良かったと改めて感じます。よかば~い体操は一言で言うと「よい姿勢を継続するための運動」です。この体操をきっかけに、フレイルの予防・改善に取り組んでいただけると嬉しいです」と、思いを話しました。
また、動画に出演した武田栞里さん(福岡医療技術学部4年)は、「初めてよかば~い体操をした時は、筋肉痛になり日々の運動不足を実感しました。健康に過ごすため、高齢者の方だけではなく、いろいろな世代の方に活用して貰いたいと思います」と感想を話しました。

このDVDは今後よかば~い体操巡回教室の参加者や事業所、希望する市民などに配布される予定です。YouTube「ほっとシティおおむたチャンネル」ではすでに動画が公開されていますので、ぜひご覧ください。
ほっとシティおおむたチャンネルはこちら

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当日の様子01
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