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2020年02月18日

シドニー大学の教員による講演会を開催しました【薬学部】

2020年2月7日(金)、帝京大学板橋キャンパスにてシドニー大学薬学部の教員による講演会を開催しました。来校したのはTimothy Chen氏、Rebekah Moles氏、Claire O'Reilly氏、Sarira El-Den氏の4人で、全員が薬剤師であると同時にシドニー大学で保健サービスについて研究する研究者でもあります。今回4人は、豪日交流基金助成プロジェクト「日本でのメンタルヘルス・ファーストエイド研修と模擬面接による評価」で来日し、その一環として本学で講演をしていただきました。

当日は"Mental Health Research and Education in Australian Pharmacy Curricula"「オーストラリアの薬学部カリキュラムにおけるメンタルヘルス研究と教育」と題して、薬学部におけるメンタルヘルス教育に関する研究やメディカルレビュー、薬剤師がメンタルヘルスケアにかかわる意義などを中心にお話いただきました。

講演会はシドニー大学や同大学薬学部のカリキュラム概要の紹介から始まり、メンタルヘルス教育に関するカリキュラム・研究の詳細、メンタルヘルス教育の歴史、オーストラリアにおけるメンタルヘルス・ファーストエイドや自殺の状況までお話いただきました。こうした状況下で薬学部の学生がメンタルヘルスを学ぶ意味について「薬の知識をメンタルヘルスケアのチームと共有することでより効果的に薬を使えるようになる」と話されました。

最後には質疑応答の時間を設け、本学薬学部の教員や学生からの多数の質問に丁寧に答えていただきました。

なお、今回の研究テーマ「日本でのメンタルヘルス・ファーストエイド研修と模擬面談による評価」は、オーストラリア連邦政府外務貿易省の豪日交流基金を通じオーストラリア連邦政府の助成を受けています。

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