トピックス

  • 研究活動

2019年07月11日

東京大学との共同研究成果が「Nature Communications」に掲載されました【医真菌研究センター】

2019年7月5日(金)、帝京大学医真菌研究センター所長・教授 関水和久らと、東京大学大学院薬学系研究科教授 井上将行氏らの共同研究成果がNature Communicationsに掲載されました。本論文では、同センター准教授 浜本洋らによって発見されたライソシンEについて、東京大学大学院薬学系研究科助教 伊藤寛晃氏らのグループによるOBOC(one-beads-one-chemical)戦略によるライブラリー構築手法を用いて合成された化合物群を本学のグループにより抗菌活性の評価を行った結果、天然型を超える機能を有する化合物群の創出に成功しました。本成果は、現在創薬において注目されているペプチドベースの中分子の最適化に貢献するものであると考えられます。

本研究の詳細は、下記をご覧ください。
Development of a high-throughput strategy for discovery of potent analogues of antibiotic lysocin E

【原著論文】​​​​​​​
Development of a high-throughput strategy for discovery of potent analogues of antibiotic lysocin E.
Hiroaki Itoh, Kotaro Tokumoto, Takuya Kaji, Atmika Paudel, Suresh Panthee, Hiroshi Hamamoto, Kazuhisa Sekimizu, Masayuki Inoue
​​​​​​​Nature communications 10, 2992 (2019).

トピックス一覧へ