2025年10月08日
2025年9月25日(木)・26日(金)・29日(月)、帝京大学の協定校であるパナメリカナ大学(メキシコ)のアグアスカリエンテスキャンパス学長 アントニオ・デ・ロス・レイエス氏と同キャンパス副学長 ラミロ・ベラスケス氏が、本学の八王子・宇都宮・板橋の各キャンパスに来訪されました。
9月25日(木)は八王子キャンパスにて、外国語学部外国語学科准教授 千代勇一が担当するスペイン語コースの授業に参加しました。授業では、学生との意見交換が行われ、交換留学プログラムについてあらためて紹介するとともに、デ・ロス・レイエス学長は「ぜひ多くの学生にメキシコでの学びを経験してほしい」と語りました。その後、キャンパス内の施設を見学しました。ベラスケス副学長は「パナメリカナ大学と帝京大学の協力が始まってから10年、ここに再び来られたことは大変感慨深い」と述べ、両大学の連携の歴史を振り返りました。さらに、外国語学部長 平田好と日本語教育センターにて面談を行い、今後の交流について意見を交わしました。
9月26日(金)は宇都宮キャンパスにて、本学理工学部長 荒井正之をはじめとする教員と面談を行い、9月29日(月)の最終日には板橋キャンパスにて、本学理事長・学長 冲永佳史、本学大学院公衆衛生学研究科教授 中田善規、同研究科教授 淺山敬、同研究科教授 井上まり子、同研究科助教 山田卓也と面談を行いました。
冲永理事長・学長は、2015年にパナメリカナ大学アグアスカリエンテスキャンパスを訪問しており、今回、デ・ロス・レイエス学長から2027年にメキシコシティーで開設予定のパナメリカナ大学病院の落成式への招待がありました。冲永理事長は「前回のアグアスカリエンテスキャンパス訪問では大変感銘を受けましたので、再び伺えることを期待しています」と述べました。
両大学の関係は、理工学分野におけるメキシコ人大学院生を対象としたダブルディグリープログラムから始まりました。同プログラムは2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により一時的に中断されていましたが、今回の面談を通して、再開と強化に向けて取り組むことを確認しました。また、今回の来訪を機に、これまで築いてきた協力関係をあらためて確認するとともに今後のさらなる発展に向けた意見交換を行いました。
パナメリカナ大学と本学は、研究・教育・人材交流の各分野において新たな交流機会を創出し、長期的かつ戦略的な協力関係をさらに深めていくことをめざします。