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2021年08月26日

宇都宮キャンパス茶畑景観を生かした観光の取り組みについてゲスト講義を行いました

2021年7月6日(火)、帝京大学経済学部地域経済学科観光産業論Ⅰ・観光地振興論Ⅰの合同授業において、和束町雇用促進協議会事務局次長 木村宣氏をお招きし、茶畑景観を生かした観光の取り組みについてゲスト講義を行いました。

京都府和束町は、宇治茶のなかでも最も高品質な和束茶を栽培し、町内には美しい茶畑景観が広がっています。しかしながら近年、農業の後継者不足や荒廃茶園の広がりが問題となり、15年ほど前から茶畑景観と地域の茶の生産文化を活用した観光振興の取り組みが始まりました。その結果、最近は若い世代の移住と茶業参入が進み、国内でも注目を集めるようになりました。
講義は、和束町で長年この取り組みの中心となって活動されている木村氏に、農村での観光を促進する上でのポイントや課題についてお話いただきました。
授業に参加した学生からは、「実際に地域で活躍している方の意見を聞くことができてとても勉強になった」「自分の地元と同じような問題を抱えていた地域が活性化した事例を知ることができ、自分も将来何かできるのではと思った」といった感想が寄せられ、授業後にも活発な質疑が続きました。

京都府和束町の取り組みは、担当教員である同学部学科准教授 五艘みどりが長年にわたってかかわっており、これからも研究やゼミの活動を通して支援していく予定です。

当日の様子01

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