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2021年06月15日

板橋キャンパス医学部1年次の早期臨床体験実習が行われました

2021年5月31日(月)および6月7日(月)、医学部1年次の早期臨床体験実習が本学医学部附属病院にて行われました。早期臨床体験実習は、必修科目「プロフェッショナリズムⅠ」の一環として、今年度から始まった実習です。
「プロフェッショナリズムⅠ」は、医師になるべくモチベーションを高めるため、入学後すぐの段階から、医師としてのプロフェッショナリズムの根幹をなす利他主義や社会に対する責任、自立といった行動規範の原理を講義と実習を交えながら学びます。その中で早期臨床体験実習では、実際に臨床の現場を訪問し、薬剤師や看護師などさまざまな医療職との役割分担と連携・責任体制について学び、チーム医療の一員として参加できる素養を育てること目的としています。

当日の実習は、白衣に身を包んだ学生たちの身だしなみの確認から始まりました。その後、本学附属病院の6つの部門(薬剤部、リハビリテーション部、栄養部、看護部、中央放射線部、中央検査部)を少人数に分かれて訪問し、それぞれの部署の役割分担と職種連携について、実際に臨床の場で働く医療スタッフから説明を受けました。
学生たちは、実習を単なる見学にとどめず、医療スタッフからの説明に真剣に耳を傾け、チーム医療の重要性や専門機器の使い方などについて積極的に質問を投げかけていました。附属病院訪問後はグループごとに振り返りを行い、「チームワークのメリット」や「プロとしての医師に近づくためには何をすべきか」について付添いの臨床医を交えて、活発な議論を交わしました。
この訪問実習で得た学びのさらなる理解と定着化を図るため、多職種連携に関するレポーティングやグループディスカッションを後日予定しています。

今後も本学では、良き医療人を育成するための教育に尽力していきます。

当日の様子01
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当日の様子08
当日の様子09

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