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2020年06月10日

学校法人帝京大学の学費に関する考え方について

学校法人帝京大学
理事長・学長 冲永佳史

学生の皆様、保護者の皆様へ

平素より本学の運営並びに教育研究活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 また、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、多大な影響を受けられておられる皆様に対しまして、心からお見舞い申し上げます。
このたび、本学に対し、一部の学生の皆様から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う学費減額についての要望」がございましたので、本学における学費の考え方をお伝え致します。

本学における学費は、学位授与を見据え卒業・修了するまでの教育研究活動にかかる費用、すなわち学部生であれば、4年もしくは6年の修業年限で必要な費用、その前後を含めて長期間にわたる教育研究環境の維持・向上に必要な費用を、平準化して設定するものであります。そのため、このたびの新型コロナウイルスに係る影響によって、学費は減額するべきものではないと考えておりますことをご理解いただきますようお願い申し上げます。

一方で、現在、通常の対面授業とは異なるオンライン授業の実施等において学生の皆様にご不便をお掛けすることや、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため施設への立ち入りを制限せざるを得ないことで、教育研究活動にも不都合が生じていることに関して、本学として心を痛めております。そのため、通常の学修環境との差を埋めるべく、新たな環境整備およびオンライン授業の内容において更なる充実を図るべく取り組んでいることをお伝え致します。

また、本学においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、学生あるいは保護者の方が経済的に困窮している場合に対応するため、申請した方への「学納金の納付期限の延長」、「緊急特別修学支援金」(5万円)、「家計急変学生への緊急特別支援金」(10万円)をご用意して、総額22億円の経済支援を行っています。お困りの方は躊躇なくお申込みください。

以上につきまして、何卒お含みおきくださいますようお願い申し上げます。

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