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2025年06月21日

八王子キャンパス美ら海水族館からゲストスピーカーを招いて「ヒトと動物の共生学」特別講義を行いました

2025年6月4日(水)、帝京大学八王子キャンパスにて、帝京大学医真菌研究センター教授 加納塁が科目責任者を務めるオムニバス講義「ヒトと動物の共生学」において、公益財団法人沖縄美ら島財団の植田啓一氏をお迎えし、特別講義を行いました。
沖縄美ら海水族館に長年携わってきた植田氏は、同館での動物飼育管理の第一人者であり、特にイルカの健康管理に関する先駆的な取り組みで知られています。また植田氏は、世界的にも注目を集めた「人工尾鰭(じんこうおびれ)」の開発においても中心的な役割を果たしており、義肢工学と動物福祉を融合させた革新的なアプローチは、動物との共生の可能性を大きく広げるものとして高く評価されています。

本講義では、美ら海水族館の運営紹介から始まり、イルカをはじめとする飼育動物の採血や日々の健康管理の重要性と課題について、臨場感あふれる実例を交えて熱く語っていただきました。当日は、400人の学生が聴講し、講義への関心の高さがうかがえました。講義中は、植田氏の熱意あふれる語り口と豊富な実体験に、学生たちは終始ワクワクしながら聞き入り、教室内は活気に満ち、大盛況となりました。本講義は、2024年末に締結された帝京大学と沖縄美ら島財団の連携協定に基づく教育的成果の一つであり、今後も本学では、人と動物のより良い共生関係の実現に向けた研究・教育を推進していきます。

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学校法人帝京大学は一般財団法人沖縄美ら島財団と連携協定を締結しました
沖縄美ら島財団プレスリリース

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03
当日の様子04

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