2026年03月31日
帝京大学医学部精神神経科学講座教授 音羽健司らの研究グループが、自閉スペクトラム症中核特徴に対するオキシトシン経鼻剤の改善効果を規定する遺伝子を全ゲノム解析によって同定しました。
今回の研究結果から、投与する前に2型リアノジン受容体の遺伝子多型を確認することでオキシトシンによる治療効果が期待しやすい方に選択的に投与を行なうことで治療の最適化を行なうという戦略が考えられます。また、リアノジン受容体のようなオキシトシン分泌を調節する系を標的とした新たな治療薬を開発することで効率的で有効な治療方法を開発することが期待されます。
本研究成果は、2026年3月28日(土)、Nature Publishing Group の医学誌「Molecular Psychiatry」にて公表されました。