2023年04月06日
2023年3月27日(月)、早稲田大学東伏見グラウンド(東京都西東京市)にて第65回関東地区大学準硬式野球選手権大会決勝が行われ、帝京大学準硬式野球部は日本大学を7-5で破って優勝し、全日本選手権大会への出場権を得ました。関東地区大学準硬式野球選手権大会は、東京六大学準硬式野球連盟・東都大学準硬式野球連盟・神奈川大学準硬式野球連盟・北関東大学準硬式野球連盟・新関東大学準硬式野球連盟からなる関東地区大学準硬式野球連盟に加盟する大学が8月に行われる文部科学大臣杯全日本大学準硬式野球選手権大会への出場をかけて戦う大会です。
本学準硬式野球部は、準々決勝までコールド勝ちを収め、準決勝の法政大学戦でも6-1で勝利し、決勝戦の舞台へ上がりました。対する日本大学も準決勝までコールド勝ちで駒を進めてきた強豪です。5回まで両チーム投手の好投が続き、両校無得点のまま試合が進みました。均衡が破れたのは6回の本学の攻撃でした。霜田健太さん(医療技術学部3年)の2ランホームランで先制し、7回には副主将小平翔斗さん(医療技術学部4年)の3ランホームラン、再び霜田さんのソロホームランで7点を奪いました。その後、日本大学に7回・8回と得点を許し2点差まで迫られましたが、9回を無得点に抑えた本学が勝利しました。
優勝という結果を受け、本学準硬式野球部主将の山崎陽平さん(経済学部4年)は、「昨年の秋のリーグ戦が終わってから全国ベスト4の先輩方を超えるために、絶対に関東で優勝しようと何度も全員で話してきましたが、実現できてすごく嬉しいです。優勝の要因としては、チーム全体にミスしてもいいから小さくならずに目一杯プレーをしようという雰囲気があったのがとても大きかったと思います。その雰囲気が作れたことにより自然と結果がついてきました。少しずつですが自分たちのチームカラーができてきているのではないかと主将目線から感じています。しかし、私たちの目標は日本一です。まだまだ通過点で昨年の全日本準決勝での敗戦の悔しさは今も全く消えていません。全日本の過密日程、夏の暑さ、勝ち上がっていくごとに高くなるレベル、大きくなるプレッシャーなど身に染みて感じました。このような経験をさせていただいた先輩方のためにも必ず日本一になります。そのために試合に出ている選手だけでなくベンチメンバー、メンバー外、スタッフなど全ての力が必要です。今、行われている春のリーグ戦で一戦一戦を全力で臨み、チームの底上げを行い圧倒的な強さで全日本選手権大会に臨みたいと思います。まだまだ私たちは強くなれます。主将として必ずこのチームを日本一に導き、お世話になった大学関係者や監督、コーチ、家族などに恩返しをしたいです」と力強い決意を話しました。
また、チームを率いる本学準硬式野球部監督 浅野修平は、「日頃より準硬式野球部への多くの応援をありがとうございます。この度、学生の頑張りが実を結び「優勝」という成績を収めることができました。創部46年目にして初の関東王座です。今回の優勝で、全日本大学選手権の出場権を得ることができ嬉しい気持ちで一杯ですが、私たちの目標は「日本一」ですので、この結果に満足することなく、学生と共に日々の研鑽を積んでいきたいと思います。また、観ていただく方々に野球の楽しさ、大学スポーツの熱量が伝わるようなプレーを心がけます。現在春季リーグ戦も開催中ですので、ぜひ観戦にいらしてください。引き続き応援のほどお願いします」と感謝の言葉とともに、日本一を見据えた思いを語りました。今後準硬式野球部は、東都大学準硬式野球連盟の春季リーグ戦に臨みます。引き続き、準硬式野球部への温かい応援をよろしくお願いします。
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