大学生活の中で特に力を入れているのが、学友会での活動です。学友会では、学内行事の企画・運営や学生からの意見の取りまとめ、大学との連絡・調整などを行っています。その中でも私が最も熱心に取り組んでいるのが、学園祭の企画・運営です。
昨年の学園祭では、来場者に「普段の大学とは違う」と感じてもらえる空間をつくることを意識しました。企画内容だけではなく、会場全体の雰囲気やイベントの盛り上がりにもこだわり、仲間たちと意見を出し合いながら準備を進めました。 準備期間中は、各団体との連絡や調整、運営に関するさまざまな業務に携わりました。多くの人と協力しながら一つのイベントを作り上げる経験は責任も大きいものでしたが、その分、来場者や参加者の楽しそうな姿を見ることができたときには大きな達成感がありました。
No.7
2026.10.26
「好奇心を燃料に、まだ見ぬ世界へ」学友会活動と航空宇宙工学で広がった挑戦のフィールド
大山 駿太郎 さん
理工学部 航空宇宙工学科 3年
出身校:
浦和学院高等学校
幼い頃に宇宙図鑑を手に取ったことをきっかけに、宇宙への憧れを抱くようになった大山 さん。理工学部航空宇宙工学科で専門知識を学ぶ一方、学友会では学園祭の企画・運営にも力を注いできました。多くの人と協力して一つのイベントをつくり上げる経験と、宇宙への探究心。その両方を原動力に成長を続ける大学生活を紹介します。
学園祭を「特別な一日」にしたい

一人で抱え込んでしまった経験
学友会の活動を始めた頃は、仕事の進め方に課題がありました。自分が担当している仕事全体を把握し、適切に周囲へ仕事を振り分けることが苦手だったのです。責任感が強かったこともあり、最初は多くの仕事を一人で抱え込んでしまいました。その結果、優先順位をつけられず、効率的に進められない場面もありました。そこで私は、やるべき仕事を整理して優先順位を明確にすることを意識しました。また、メンバーそれぞれの得意分野や状況を考えながら仕事を分担するよう心がけました。

小さな積み重ねが成長につながった
課題を改善するために続けたのは、とても基本的なことでした。まず、仕事の内容や指示を忘れないようにこまめにメモを取ること。そして、分からないことをそのままにせず、早い段階で周囲に確認することです。こうした積み重ねによって、自分の担当業務を整理しながら進められるようになり、周囲との情報共有もスムーズになりました。以前のように一人で抱え込むのではなく、仲間と協力しながら活動できるようになったことで、学友会での役割をより前向きに担えるようになったと感じています。この経験を通して、周囲を頼ることもチームで成果を出すためには大切な力だと学びました。

宇宙への憧れが学びの原点
学業面では、航空宇宙工学の学びに熱中しています。宇宙に興味を持ったきっかけは、幼い頃に読んだ宇宙図鑑でした。星や惑星、銀河について知る中で、自分の知らない広大な世界の存在に魅力を感じたことを今でも覚えています。
現在は、宇宙開発やロケット、人工衛星などの技術について学びながら、月や火星探査をはじめとする最新の宇宙開発にも関心を持っています。授業で学んだ内容とニュースで得た情報を結び付けながら理解を深めることが、私にとって大きな楽しみです。
「なぜ?」を深く考えるようになった
大学での学びは、知識の量だけでなく考え方も大きく変えてくれました。入学前は、宇宙に関する知識を知ること自体が面白いと感じていました。しかし、航空宇宙工学を学ぶ中で、一つの現象の背景や仕組み、その先にある可能性まで考えるようになりました。
また、実験や実習では実際に手を動かしながら学ぶ機会が多くあります。授業で学んだ理論を実験で確認し、得られたデータを分析しながら考察することで、知識をより深く理解できるようになりました。単に覚えるだけではなく、「なぜそうなるのか」を考える習慣が身についたことは、自分にとって大きな成長の一つです。

学友会活動と専門分野の学びが成長を支えた
学友会での活動と航空宇宙工学の学びは、一見異なるようで共通点があります。どちらも一人では成り立ちません。学園祭は多くの人との協力によって成功しますし、宇宙開発も多くの技術者や研究者の力によって成り立っています。学友会活動を通して身につけた協調性や調整力は、将来研究や開発に携わる上でも必ず生かせる力だと感じています。また、航空宇宙工学の学びを通して得た論理的な考え方は、組織の中で課題を解決する場面にも役立っています。
好奇心を大切に、一歩を踏み出してほしい
将来は大学院へ進学し、宇宙・航空分野についてさらに専門的に学びたいと考えています。大学で培った知識や技術を発展させ、研究活動を通して宇宙・航空分野の発展に貢献できる研究者をめざしています。
大学生活では、授業や実験だけでなく、課外活動を通しても多くのことを学べます。私自身、宇宙への興味から航空宇宙工学を学び始め、学友会活動にも積極的に参加したことで、授業だけでは得られない経験を積むことができました。
皆さんも、自分の「やってみたい」という気持ちを大切にしてください。興味を持ったことに挑戦することで、新しい出会いや成長の機会が生まれます。好奇心を原動力に、一歩ずつ前に進んでほしいと思います。
TIPS
学友会とは?
学友会は、学生の立場から大学生活をより良くするために活動する学生自治組織です。学内行事や学園祭の企画・運営をはじめ、学生の意見を集約し大学へ届ける役割も担っています。
- この記事の内容は、取材時点のものであり最新の情報とは異なります。