ジョージア人若手専門家に対する考古学調査WSの開催-キルギス、アク・ベシム遺跡-

帝京大学文化財研究所は文化庁から委託を受け、令和5年度文化遺産保護国際貢献事業「ジョージアにおける文化遺産保護に関する拠点交流事業」を実施しています。

その活動の一環として、2023年4月29日〜5月12日の期間に、帝京大学とキルギス共和国科学アカデミーが発掘調査を実施しているキルギスのアク・ベシム遺跡にて考古学実習を開催し、
ジョージア人若手専門家1名および大学生の2名が参加しました。

3名の参加者は、アク・ベシム遺跡のシャフリスタン1東南部に位置する東方キリスト教会址(AKB-8区)の発掘調査に実際に参加することで、考古学調査の方法を実践的に学びました。

参加者のうち、大学生2名は、トビリシ国立大学の学生です。
帝京大学は2018年よりトビリシ大学と学術交流協定を締結しており、
今回の2名の学生の派遣は両大学の協定に基づき行われました。

文化財研究所は、今後もジョージアおよびトビリシ大学との学術交流・協力事業を継続していく予定です。

トレンチを設定する様子

発掘の様子

土壌サンプルの水洗作業の様子

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