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2022年07月26日

八王子キャンパス東日本大震災「釜石の奇跡」を題材にした防災教育について外部講師による講演を行いました

2022年7月11日(月)、帝京大学八王子キャンパスにて、岩手県釜石市の学校現場で防災教育に携わった渡邉真龍さんをお招きし、講演を行いました。今回の講演は、本学大学院教職研究科の「学校安全・危機管理と事例研究」の開講科目において、東日本大震災発生時に「釜石の奇跡」と称された釜石東中学校と鵜住居小学校の生徒・児童の事例を通して、釜石市が取り組んでいた防災教育についてのお話がありました。
本研究科では、現職の教員が現場での経験を生かしながら、より専門的な見識を身につける「スクール・リーダーコース」を設置しており、本科目では「安全で安心な学校」づくりに向けた企画・管理のできるミドルマネージャー養成をめざし、今期は現職教員である院生3人が受講しています。

講演では、岩手県釜石市内の被災当時の写真・動画を用いた説明や、釜石東中学校・鵜住居小学校の生徒・児童が高台に避難するまでの経緯の解説があり、大災害が発生した状況下で、教員や保護者が不在でも子どもが自ら、自身や周囲の人びとの命を守る行動・判断ができるよう、「防災教育」を日頃から継続することの大切さが語られました。今回の講演では聴講を希望する学部生も参加することができ、終了後は活発な質疑応答が行われ、充実した講演となりました。

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03

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