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2022年06月09日

帝京大学先端総合研究機構のオープニングセレモニーを執り行いました

2022年5月20日(金)、帝京大学先端総合研究機構オープニングセレモニーを執り行いました。2016年に50周年を迎えた本学が、さらなる成長と発展をもって社会に貢献をするために、本学における文理融合型で学際的な先端的研究の中核拠点として2021年4月に当機構を設立しました。本セレモニーは機構開設時を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大を受け、また国内のワクチン接種状況を鑑み、開設から一年後に対面とオンラインとのハイブリット型での開催となりました。

セレモニーは式典と内覧会の二部構成で実施し、第一部の式典は、司会を同機構事務次長 岩切健一郎が務め、同機構長 冲永佳史の挨拶から始まりました。冲永機構長は、「先端総合研究機構の先端の意味は、単に1つの専門分野を掘り下げるばかりではなく、学問の枠組みを超えて社会からの課題に挑戦していくことを意味している。本機構を通して、本学の総合大学としての幅広い教育研究等で培った知を社会に還元するとともに、持続可能性を高めた社会の実現のため、また直面する社会のさまざまな課題解決を通して社会に貢献する」と、話しました。
続いて、文部科学省大臣官房審議官研究振興局および高等教育政策連携担当 坂本修一氏 、日本私立大学協会会長および玉川大学理事長・学長 小原芳明氏より祝辞をいただきました。その後、同機構副機構長・特任教授 浅島誠が、本機構のご案内として設立の経緯や機構の組織紹介、機構のめざしていることについて、定期的に開催しているセミナーや研究交流シンポジウム、知の循環を促進させるための本学独自の研究者助成制度の紹介を交えながら説明を行いました。最後に、冲永寛子常務理事・副学長・副機構長より閉会の挨拶をし、式典は終了となりました。
第二部の内覧会には学内外問わず多くの参加があり、施設の説明だけでなく、研究紹介もあわせて実施しました。本機構棟は「創造性に優れた多彩な研究環境」「自由度の高い実験・研究環境」「安全性・信頼性に優れた施設」をコンセプトにしており、多目的なオープンラボスペースや研究者同士の活発なコミュニケーションを促すディスカッションラウンジを利用し、同機構に所属する部門責任者や研究者らが、最新の研究内容を紹介しました。ポスター展示やデジタルを使ったプレゼンテーション内容について、内覧者と質疑応答を取り交わすなど交流が盛んに行われ有意義な場となりました。たくさんのご参加、ありがとうございました。

このオープニングセレモニーを契機に、現在進行中の先端総研セミナーや学談会、研究交流シンポジウム、インキュベーション助成金やチーム研究助成などの研究助成のほか、さらに学際的研究を推進し、社会とも連携し社会貢献にも寄与してまいります。

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