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2021年09月22日

宇都宮キャンパス理工学部「はばたけ!理系Youth」企画を実施しました

2021年7月31日(土)・8月21日(土)、帝京大学理工学部「はばたけ!理系Youth」が企画する中高生向けイベントを実施しました。

7月31日(土)は、サイエンスキャンプ「研究者のタマゴになろう」を実施しました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、今年度は感染対策を徹底し実施しました。当日は午前26人(女子中高生のみ)、午後36人の中高生に参加いただき、参加者は各自選択した「遺伝学」「神経科学」「生体工学・知能ロボティクス」「自動車工学」「放射線科学」「ロボティクス」の6コースに分かれ、120分の講義・実験、大学で進めている研究を体験しました。
キャンプ修了後には各教員から修了証が渡されました。

講義・実験を行った理工学部の教員は以下の通りです。
機械・精密システム工学科准教授 池俣吉人、講師 牧田匡史
航空宇宙工学科教授 橋本敬三
情報電子工学科教授 小川充洋
バイオサイエンス学科准教授 高山優子、准教授 平澤孝枝

8月21日(土) は、オンライン理科実験「おうちで理科実験~身の回りの菌を培養しよう」を実施しました。参加した15人の中高生には、事前に自宅に郵送した培養キットを各自プロトコール通りに行ってもらい、当日は理工学部バイオサイエンス学科准教授 高山優子が、酵母や食品、医薬に利用されている菌の種類や形態について講義を行い、その後各自が培養した菌の結果報告や質疑質問をZoomで行いました。中には、培地を独自に作ったり、さまざまな発酵食品を培養した結果を報告した参加者もおり、各自が培養キットをもとに実験を進めていた様子がうかがえました。培養したサンプルは返送してもらい、後日菌の同定をおこなって結果を報告します。

現在、新型コロナウイルス感染症対策で、理科の実験を行っていないという中高生が多く、緊急事態宣言が出されている今、オンラインでできる理科授業や実験の必要性が高まっています。本学は今後もオンライン実験を増やしていく予定です。

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03
当日の様子04
当日の様子05
当日の様子06
当日の様子07
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