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2021年04月02日

宇都宮キャンパス福嶋助教が参画する研究チームがとちぎテックプラングランプリで企業賞を受賞しました

2021年3月20日(土・祝)、株式会社リバネスが主催する研究成果の事業化プランコンテスト「とちぎテックプラングランプリ」において、帝京大学理工学部情報電子工学科助教 福嶋勇太が参画する研究チームが、企業賞(栃木精工賞)を受賞しました。
リバネス社が主催するとちぎテックプランターは栃木県内から新たな産業を創出しうる新技術シーズを発掘・育成するプログラムで、ビジネスプランの構築や共同研究先の探索、さらには外部資金獲得や試作支援など、チームにあわせた伴走支援を行っており、とちぎテックプラングランプリはその一環として開催されています。

今回受賞したタイトルは「手に振戦のある方のためのウェアラブルデバイスと自助具の開発」です。手や足等に振るえが生じる振戦は、読書や携帯の操作、食事などさまざまな日常生活に支障をきたします。そこで免震機構に用いられるダイナミックダンパの原理を応用し、時計のように気軽にかつ簡便に取り付けができるウェアラブルデバイスにより、振戦を抑制する技術、振戦の症状がある状態でも日常生活を住み慣れた自宅で過ごすための自助具を提案しました。振戦はさまざまなことが原因で発症し、世界でも非常に多くの方が症状を呈している現状、早急な実用化が期待されます。

発表タイトル

手に振戦のある方のためのウェアラブルデバイスと自助具の開発

本学受賞者

帝京大学理工学部情報電子工学科助教 福嶋勇太

本グランプリの詳細は下記をご覧ください。
とちぎテックプランター2020 とちぎテックプラングランプリ審査結果

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03

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