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宇都宮キャンパス本学学生が公益社団法人自動車技術会から表彰されました

2021年3月11日（木）、帝京大学理工学部機械・精密システム工学科教授 加藤彰の研究室に所属する石井信幸さん（理工学部4年）、平久保亮佑さん（理工学部4年）、熊田暉さん（大学院理工学研究科１年）が、公益社団法人自動車技術会関東支部主催の2020年度学術研究講演会（International Conference of Automotive Technology for Young Engineers）に、「ハイブリッド自動車を用いた実路走行における燃費に関する研究（2モータ方式のハイブリッド車の実路研究）」と題する論文を投稿し、ベストペーパー賞を受賞しました。

本研究は、日本を代表するハイブリッド乗用車を用いて宇都宮市内の実路燃費を計測することにより、2モータハイブリッド車が市街地と郊外ではドライバーの走り方や交通流による影響が少ないシステムである一方、高速走行時は燃費が車速と負の相関を示すため車速を上げ過ぎないことが燃費向上に重要であることを明らかにしました。
今回の受賞は、2050年にカーボンニュートラルをめざす日本における自動車の技術開発の取り組みに、3人の学生の研究成果が大きく寄与することを証明したものです。なお、加藤研究室におけるベストペーパー賞の受賞は2年連続となります。
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