基礎知識をしっかり身につけた上で、実際の現場を経験します
3年次の実習では、業種や企業研究のほか、履歴書の添削やビジネスマナー講座など、必要な基礎知識をしっかり身につけた上で企業実習に参加。実際の現場を体験することで、就職活動や卒業後の進路決定に役立てることができます。
インターンシップの概要
インターンシップは、3年次に履修できます。春期15回の授業では参加前の研修として、業種や企業研究のほか、履歴書の添削やビジネスマナー講座などを実施。不安を取り除いた上で企業実習に参加できるので安心です。実習では、たとえば理工学部では、多くの学生が工場実習などの形式で企業に入り、実際の生産活動の一部を体験。また、実習期間中には、20人の担当教員が各企業を訪れ、学生の状況を視察し、徹底したフォローを行います。実習明けの秋期15回は、学生による成果発表を中心とした授業となり、学生同士が経験から得た成果を議論した上で、お互いの情報を共有し知識を広げます。最終的には受け入れ企業の担当者も参加する成果発表会を開催。プレゼンテーション発表を行うことで、今後の学習への動機づけや明確になった職業意識の再確認を行います。
実習の流れ
3年次 | 春期授業 | 4月 | 第1~3回 | - オリエンテーション「インターンシップ」の概要と授業理解
- インターンシップの全容と背景 現実を知る!
- 参加のための必要書類の作成【1】履歴書の書き方(1)
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5月 | 第4~7回 | - 参加のための必要書類の作成【2】履歴書の書き方(2)
- 参加のための必要書類の作成【3】履歴書の書き方(3)
- 実習オリエンテーション【1】
企業選択インターンシップ受入企業について - Webエントリー説明 企業研究
受入企業を調べ、目的意識を作る【1】 参加のための必要書類の作成(4)
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6月 | 第8~11回 | - 自己分析ワーク 「過去~現在の思考【1】」ホランド理論
- 自己分析ワーク 「過去~現在の思考【2】」ライフラインチャート
- 現在から未来を想像
キャリアレインボーのワークを通じて、 自分の20代・30代を想像しておく - 実践的ビジネスマナー
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7月 | 第12~15回 | - 実習オリエンテーション【2】
- 保険 実習日誌、成果報告書の書き方 お礼状の書き方 ほか
提出書類の確認と注意事項 - ゲストセッション【1】
受入企業担当者に聴く!「なぜ、インターンシップを展開するのか?」 - ゲストセッション【2】
「企業が求める若手人材とは?」 - 「学び」と「働く」をつなぐ 全員スピーチ
決意表明 2分間スピーチ
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秋期授業 | 9月 | 第1~2回 | - オリエンテーション 授業の進め方と意識の転換について
- 就職活動のロードマップ インターンシップを今後に活かす
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10月 | 第3~7回 | - インターンシップを振り返る【1】
スピーチトレーニング(1) グループスピーチ - インターンシップを振り返る【2】
スピーチトレーニング(2) 個人スピーチ インターンシップ成果発表会リハーサル - インターンシップ成果発表会
- 就活への第一歩【1】
「成果発表会の振り返りと就職活動への質問会」 - 就活への第一歩【2】
「自己分析と企業研究」~自己PRと志望動機
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11月 | 第8~10回 | - 就活への第一歩【3】「エントリーシートについて」
- 就活への第一歩【4】「業界選択に向けて」
- 就活トレーニング【1】「会社説明会等に参加するための心得」
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12月 | 第11~14回 | - 就活トレーニング【2】「グループディスカッショントレーニング」
- 就活トレーニング【3】「面接トレーニング」
- 就活トレーニング【4】「ライフラインチャートから自己分析」
- 学習のまとめ【1】「TA(ティーチングアシスタント)による就活座談会」
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1月 | 第15回 | - 学習のまとめ【2】決意表明 今後の就職活動に向けて
授業総括 アンケート
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実習体験レポート
■株式会社アイ・シー・エスにて実習体験
理工学部
ヒューマン情報システム学科
渡邉 敬子さん 「前日の反省を次に生かす向上心の大切さに気づきました。」
社会人の方の仕事に取り組む姿勢を学ぼうと思い、システム開発会社のインターンシップに参加しました。特に印象的だったのは、各自が朝礼で前日の反省と改善策を発表すること。常に向上心を持って取り組むことの大切さを学びました。