理工学部航空宇宙工学科ヘリパイロットコースでは、航空宇宙工学の専門科目に加えて、ヘリコプターの操縦実習を履修します。この操縦実習は、本学が所有する3機の米国製ロビンソンR-22型ヘリコプターを使用して行っています。1年次の9月から訓練を開始して、12月ごろの単独飛行をめざし、2年次で国家資格である自家用操縦士の免許を取得します。身体条件を満たした希望者は、3年次でタービン機の限定資格を取得し、3年次修了までにプロのヘリコプター・パイロットとして活躍するために必要な資格である事業用操縦士の免許を取得します。
また、1年前期で操縦訓練を行うために必要な航空特殊無線技士の資格を取得し、航空無線通信士の資格取得もめざします。2019年度の操縦実習はすべて終了し、3年生はすでに回転翼事業用操縦士(単発ピストン機、単発タービン機)、航空無線通信士の資格を取得しています。現在は職場見学等の就職活動を進めています。