
五味 花夏さん

中学校3年生の担任の先生との出会いがきっかけです。私は親元を離れて生活していたので、高校の進路について相談できず悩んでいました。その際、担任の先生がとても親身に相談に乗ってくれ、さまざまなアドバイスをしてくれました。そのおかげで心が軽くなり、自分も先生のように子どもに寄り添い成長を支えたいと思い、教員をめざすようになりました。
小学校でボランティア活動や自然教室の指導員をしました。そこで、子どもたちと多くかかわり、現場の様子や子どもたちの様子を見るようにしてきました。実際に子どもたちと接することでより一層教員になりたいという気持ちを持つことができました。
教職センターは3年生の11月頃から利用し、主に面接練習や論文の添削、模擬授業を指導していただきました。いつも先生方に丁寧に指導していただいたことで課題や成長を感じることができました。また、教職センターの先生方がいつも温かく、親身に相談に乗ってくれることで「もっと頑張ろう」と思うことができました。
小論文がとても不安だったので何度も練習しました。その際、面接でも答えられるよう定義などをノートにまとめてから小論文に取り組んでいました。その後、教職センターの先生に何度も添削をしてもらいました。また、面接や模擬授業練習では友人と動画を撮り合い、評価し合いました。
小学4年生を担当しました。何度か授業をさせていただくことでたくさんの課題を見つけることができました。子どもとのかかわり方や授業での声のかけ方などで悩むことがいくつもありましたが、先生に相談し回数を重ねることで多くのことを学べました。また、授業が終わった後に「わかりやすかった」や「楽しかった」など、子どもたちが言ってくれることがとても嬉しく、やりがいを感じました。
一人ひとりの個性を伸ばし、子どもに寄り添うことができる教員になりたいです。そのために、しっかり子どもたちと向き合い、信頼関係を築いていきたいです。
また、子どもたちが「学校が楽しい」と思えるような学級が作れるよう最善を尽くしていきたいです。
教員採用試験に向けて勉強している間、改めて周りの仲間の大切さに気がつくことができました。また、わからないことがあった時に、教職センターの先生や先輩・仲間などに相談すると新たな考えを見つけることができると思います。1人で乗り越えようとはせず、みんなで助け合いながら教員採用試験を突破していってほしいです。「教員になりたい」という気持ちを忘れず、頑張ってください!応援しています!