共読ライブラリーが第20回図書館総合展に出展しました【帝京大学メディアライブラリーセンター】

2018年11月21日

2018年10月30日(火)~11月1日(木)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて第20回図書館総合展が開催され、八王子キャンパスの図書館である帝京大学メディアライブラリーセンター(MELIC)と共読サポーターズの学生が参加しました。

 

今年で20回目を迎えた図書館総合展は、国内最大の図書館関連イベントで、近年行政・教育関係者、出版社をはじめとするメディア・情報関連業を巻き込む一大イベントとなっています。MELICと共読サポーターズは、フォーラム発表をはじめ、ビブリオバトルやブース展示などを行いました。

 

10月30日(火)は、『共読ライブラリー 未来の図書館研究所「読書で学びをデザインする」―遊びを学びに変えるロール・ルール・ツール』と題し、学習支援ツールとしての「共読ライブラリー」について、授業と連携した読書術コース、共読サポーターズの実践的な学び、アイディアを形にするラーニングコモンズの観点から発表しました。実際に、共読サポーターズの第一線で活躍する富樫知之さん(法学部3年)と清水優希さん(文学部3年)が登壇し、共読サポーターズの活動を通して「人前で話すことが苦手だったが、克服できた」「研修の中で身につける目次読書法で論文や難しい文献の読み方を学べた」など、共読サポーターズとしての活動が日常の「学び」につながっていることを述べました。

 

また、スペシャルゲストとして八王子キャンパスのラーニングコモンズ「ACT Three」「ACTrium」の空間デザイナー 株式会社 HIGASHI-GUMI 東亨氏と、今年9月に学内でワークショップを開催していただいた造本作家・デザイナー 駒形克己氏が登壇しました。東氏は共読ライブラリーの象徴でもある黒板本棚を作った意図として「自分たちで本を進化させるためのツールにしたかった」など空間づくりの思いを語りました。加えて、駒形氏は共読サポーターズと色覚に障がいがある方へ向けた絵本を作った思いとして、「いまだ差別的な目でみられることが多い色覚障がいを"個性"として大切に考えてほしい」と語りました。

 

同日、本学と紀伊國屋書店の共催で行われた全国大学ビブリオバトル地区決戦では、各ブロックを勝ち抜いてきた代表者6人によるレベルの高いプレゼンテーションが繰り広げられました。本学からは大学祭で行われた予選会を勝ち抜いた黒田亜由美さん(経済学部3年)が出場し、共読サポーターズの仲間が見守る中、5分間で熱く本の紹介を行いました。結果、惜しくもチャンプ(優勝)を逃すこととなりましたが、プレゼンテーション後の質疑応答では多くの質問がよせられ、聴講者に対して本の面白さを伝えることができました。

 

全日程で行われたブース展示では、「共読ライブラリー」とATC Threeを共読空間で再現し、昨年度よりも更にパワーアップしたブース展示を行い、会場内でもひときわ存在感をみせました。ブース内では、大学祭でも行ったコメントマーケット・一箱古本市や駒形克己氏と行ったワークショップ内で作成した絵本の展示などを行いました。共読サポーターズは来場者に対して自ら積極的に声をかけ、「共読ライブラリー」の取り組みについて展示物を交えながら紹介している様子がみられました。

 

3日間で約1,200人(会場総数3万人以上)の方に来場いただきました。ブース来場者からは「本棚の配置が面白くて多くの本に興味がもてた」「興味深い取り組みばかりでワクワクした」などの声が寄せられ、今年度も大盛況のうちに終了しました。

 

共読ライブラリーは今年9月にNPO法人「知的資源イニシアティブ(IRI)」から発表された、今後の図書館のあり方を示唆するような、先進的な活動を行っている機関が選ばれる「Library of the Year(LoY)2018」の一次選考を通過しました。この結果は共読サポーターズの活動が大学図書館における学生協働の参考となる取り組みとして評価されたものです。惜しくも二次選考への通過は逃したものの、学内外を問わず注目を集めています。今後もMELICでは「共読」をテーマに学生と教職員が一致団結し、読書の楽しさを社会に発信していきます。

 

共読ライブラリーが行ったフォーラム発表の様子はこちらからご覧いただけます。

 

当日の様子01

当日の様子02

当日の様子03

当日の様子04

当日の様子05

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当日の様子10