海外学校教育実地研究を実施しました【教職研究科】

2018年11月19日

2018年9月5日(水)~13日(木)、帝京大学教職研究科の学生13人が、海外学校教育実地研究の授業でオランダ・アムステルダムとイギリス・ダラムの学校や社会教育施設を訪問しました。これは海外の学校教育の実際を学び、外から日本の学校教育を見つめなおす機会として2016年度より開設した科目です。

オランダでは、モンテッソーリ教育(※1)やイエナプラン教育(※2)を行っている学校、そして意欲的に情報通信技術(ICT)を活用している公立小学校や中等教育学校を訪問しました。参加した学生は、「主体的に学ぶ姿を目の当たりにし、そのための教師の役割や教具の教育的意味を考えるきっかけとなった」と話しました。

また、シーボルトにゆかりがあるライデン大学では、2人の教授によるワークショップに参加しました。短時間でしたが、アムステルダム国立美術館に立ち寄り、レンブラントとフェルメールといった膨大な絵画・諸文化財に触れ、オランダの同時代史の理解、日本の鎖国と蘭学との関係を実地研究を通して理解し、その教育的価値を再認識した濃密な時間となりました。

イギリスではダラム大学内にある帝京大学ダラムキャンパスの施設を訪問しました。ダラム大学はさまざまな映画撮影にも使用された伝統ある聖堂を取り囲むキャンパスです。ここで公立と私立のそれぞれの学校を参観し、進学システムの違い、学校・科目の選択制の源流にも触れることができました。また、新旧ポンド紙幣に描かれた人物・メッセージ、消費税率から国や地域による経済・文化の違いを知ることができ、普段の生活の中にもさまざまな「教材」があることを実感しました。

日程などや学生の感想など詳細は下記よりご確認ください。

 

※1 モンテッソーリ教育:正式名は「子どもの家における幼児教育に適用された科学的教育学の方法」。整然と並ぶ色とりどりの「教具」と呼ばれる木製玩具が目に飛び込んでくる。これらはモンテッソーリの感覚教育法に基づく教材である。(参考:ミネルバ書房 教育用語辞典)

※2 イエナプラン教育:学校は、生活共同体の縮図でなければならないという考え方から、従来の学年別の学級を廃して、低学年・中学年・高学年の3集団に再編成し、児童・生徒は指導的立場と指導される立場を経験しながら集団訓練を基調とする生活共同体として学習をする。(参考:時事通信社教育用語の基礎知識)

当日の様子1

当日の様子2

当日の様子3

当日の様子4