「イラン文明を守る-日本とイランの協力の足跡-」シンポジウム・研究会を開催します

本研究会・シンポジウムは中止となりました。
なお、古代オリエント博物館で開催予定のクローズアップ展「日本・イラン60年の歩み―考古学調査と文化遺産保護での協力-」は予定通り開催いたします。
(2020年1月15日追記)

参加申込について
同時通訳用機器の準備のため、事前申し込みをお願いしています。
申込フォームから登録をお願いいたします。

開催趣旨
2019年,日本とイランは外交関係を結んでから90年となる節目の年を迎えました。考古学や文化遺産保護の分野における日本とイランの歴史は古く、考古学分野においては、1950年代の「東京大学イラク・イラン遺跡調査団」以来、さまざまな大学・研究機関がイラン人研究者との共同研究を実施してきました。
文化遺産保護分野においては、ユネスコ文化遺産保存日本信託基金による世界遺産チョガー・ザンビールやバムの保存、また近年では、帝京大学や東京文化財研究所がイラン文化遺産工芸観光庁と協力して、文化財保護分野の人材育成と技術移転を実施しています。
本シンポジウム・研究会ではこれまでの考古学および文化遺産保護の分野における協力の足跡をたどり、現在進行中の活動について紹介するとともに、今後の協力関係の深化をはかるための意見交換や議論を行います。

国際研究会「イラン文明を探り、伝える」
開催日:2020(令和2)年 2月7日(金)
会場: 帝京平成大学池袋キャンパス 416講義室
プログラム案
9:30 開場
10:00~10:10 挨拶・趣旨説明(山内和也:帝京大学)
10:10~10:40 世界遺産登録への協力(山内和也:帝京大学)
10:40~11:10 リアール・サング・ボン遺跡:中央アルボルズの北部山系にあるパルティア時代の墓(Vali Jahani:イラン文化遺産・手工芸・観光省)
11:10~11:40 グルガーン平原の考古学踏査(古瀬清秀:広島大学)
11:40~13:20 休憩
13:20~13:50 サンゲ・チャフマックとアルセンジャーン(常木晃:筑波大学)
13:50~14:20 タッペ・ジャラーリエの調査(大津忠彦:筑紫女学園大学)
14:20~14:50 西ザグロスで新たに発見されたネアンデルタール人の形跡(Fereidoun Biglari:イラン国立博物館副館長)
14:50~15:20 休憩
15:20~15:50 ユネスコ文化遺産保存日本信託基金(岡田保良:国士舘大学)
15:50~16:20 イラン国立博物館との文化遺産保護に関する協力事業(藤澤明:帝京大学)
16:20~16:30 閉会挨拶
17:30~19:30 レセプション(会場:食堂)

国際シンポジウム「イラン文明を守る-日本とイランの協力の足跡-」
開催日:2020(令和2)年 2月8日(土)
会場: 帝京平成大学池袋キャンパス 416講義室
プログラム案
12:00 開場
13:00~13:05 挨拶(冲永佳史:帝京大学 理事長・学長)
13:05~13:10 挨拶(Jebrael Nokandeh:イラン国立博物館 館長)
13:10~13:15 挨拶(イラン大使館)
13:15~13:20 挨拶(文化庁)
13:20~13:30 趣旨説明(山内和也:帝京大学)
13:30~14:20 東京大学イラン・イラク調査団の歩み(西秋良宏:東京大学)
14:20~14:50 イラン国立博物館と日本の協力(Jebrael Nokandeh:イラン国立博物館 館長)
14:50~15:05 休憩
15:05~15:50 イラン伝統音楽演奏
15:50~16:20 JICAの文化遺産関連の協力紹介(荒仁:国際協力機構(JICA))
16:20~16:30 閉会挨拶

連絡先
担当者:金井・村上(帝京大学文化財研究所)
メール:japaniran90th@gmail.com

iran2020-1

iran_2020-2


関連イベント
2019(令和元)年度 古代オリエント博物館 クローズアップ展
日本・イラン60年の歩み―考古学調査と文化遺産保護での協力-
開催時期: 2020(令和2)年 1月18日(土)〜2月16日(日)
会場: 古代オリエント博物館 小企画展示室

ページのトップへ戻る

l