〜帝京大学シルクロード学術調査団 第1次調査速報 vol.7〜

 

・5月3日の作業

 

雨の影響で現場がぬかるんだため、調査は午後からスタート。

 

午前中は、アク・ベシム周辺の水路(運河)の調査を実施しました。

 

 

 

生活に欠かせない水が都市へのどのように導水されていたのか。

 

都市研究をする上での重要な課題のひとつです。

 

今回巡視したのは、近代に「整備」された、チュー川に取水口を持つ「オスマン・アリク」。

その分水地と川との交点などを視察してきました。

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川の下を通している運河・・地元・山梨の徳島堰を思い出してしまいます。

今回は残念ですが、時間の都合で取水口の確認ができませんでした。

本調査期間中に行くことができたら、またご報告致します。

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本調査は、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究B(海外学術調査)(課題番号15H05166)研究代表者 山内和也「中央アジア、シルクロード拠点都市と地域社会の発展過程に関する考古学的研究」と連携して実施している。

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