迫田 みなみさん
迫田 みなみさん

迫田 みなみさん

迫田 みなみさん
学部・学科
医療技術学部 スポーツ医療学科 健康スポーツコース
合格した自治体
岩手県教員採用選考試験合格(養護教諭)

Q1. 教員をめざしたきっかけを教えてください。

高校生の時に部活動のマネージャーを務め、人をサポートすることの楽しさややりがいを知ったことがきっかけです。応急処置やテーピング、選手の悩み相談に乗り、ありがとうと言われることがとても嬉しかったです。身近に人をサポートできる仕事はないか考え、養護教諭をめざすようになりました。

Q2. 入学後、教員になるために取り組んだことを教えてください。

一つひとつの講義が採用試験にも生きてくると思っていたので、日々の講義を真剣に取り組みました。2年生になってからは「中高本気塾」という教職センターが開催している勉強会に参加し、3年生からは「教師への夢 応援プログラム」に参加しました。積極的に勉強会に参加し、必要な知識を身につけるよう努力しました。

Q3. 教職センターを利用してどうでしたか?

「中高本気塾」「教師への夢 応援プログラム」などの勉強会は、情報収集や知識を増やす場であり、教員になるぞというモチベーションを常に高く保てる場にもなりました。さらに、同じ夢をめざす仲間もできます。教職センターを利用して本当に良かったです。親身になって相談や悩みに答えてくださる先生方がたくさんいるので、教員をめざす学生は利用すべきだと思います。

Q4. 教員採用試験の対策を教えてください。

受ける自治体の過去問題を解き、傾向を知ることはもちろんですが、全国の過去問題にも取り組み、さまざまな問題に触れるようにしました。わからなかった問題は、参考書を開いて勉強しました。養護教諭の問題では、さまざまなマニュアルから出題されることも多いため、たくさんのマニュアルを読み込みました。

Q5. 教育実習で学んだことを教えてください。

生徒の心と体の健康は連動しているということです。「胃が痛い」と保健室に来室してくる生徒でも、じっくり話を聞いてみると、深い悩みを抱えていることがありました。そして、その悩みに寄り添い、話を聞いているだけで、「もうお腹治ったよ!ありがとう」と元気に教室に戻っていく生徒もいました。体の不調で保健室に来室した生徒にも、心の不調を疑って問診を行う必要があると感じます。そして、心と体の不調に気づくためにも、生徒の普段の様子を知っておき、少しでも異変に気づいたら声をかける、話を聞くということが大切だと学びました。これが生徒の小さなサインに気づくということだと思います。

Q6. めざす教員像を教えてください。

生徒が生涯にわたって、健康で笑顔あふれる人生を送る手助けができるのが養護教諭です。生活習慣が乱れている生徒や、それが原因で不調をきたしている生徒に対し、その場だけの対応ではなく、将来的な場面も考えながら保健指導等を行える養護教諭になりたいです。そして、自分自身で健康的な人生を歩める力を生徒に身につけさせたいです。

Q7. 教員をめざす在学生にアドバイスをお願いします。

養護教諭志望の1・2年生の皆さんは、まず「中高本気塾」に参加することをおすすめします。私は2年生から参加していました。参加することで、早くから教員採用試験への意識や、日々の授業に対して常にモチベーションを高く保つことができました。「中高本気塾」では、自分の理想の養護教諭像は何か考えてみることから始まり、模擬授業や実際に中高の保健室へ見学に行く機会をいただくこともできます。教員採用試験を乗り越えるには、同じ夢をもつ仲間とともに勉強し、励ましあうことが大切だと思います。早いうちからコツコツと対策を行いながら、高めあえる仲間とともに頑張ってください。