センターの概要
センターの概要

センターの理念

本センターは広く医真菌学の発展をめざしています。その一環として、研究の継続、教育の向上、さらには積極的な国際交流に取り組んでいます。

センター長からのメッセージ

センター長
関水 和久教授
センター長 関水 和久教授

帝京大学がめざす、実学・国際性・開放性に基づく「自分流」の実現に尽力していきたいと考えております。研究においては、「カイコ創薬」を発展させていきたいと考えております。「カイコ創薬」というのは、カイコを実験動物として用いる創薬のことです。従来代替動物実験はマウスやラットなどの哺乳動物を用いて行われてきました。カイコを用いて行うことにより、犠牲にする哺乳動物の数を少なくできることを提唱しています。さらに、「カイコ創薬」を実践することにより、従来の方法では見つからなかった新しい化合物を医薬品の候補として世に出していけると考えております。

 

具体的な例として
(1)治療効果のある抗生物質
(2)食後高血糖を阻害する物質
(3)自然免疫を活性化する物質
の発見に挑戦します。

これらはいずれも、カイコを用いた評価系により、その治療活性あるいは生物活性を測定することができます。この専門性に基づいた「カイコ創薬」の研究成果を国際的な基準に達する論文として発表し帝京大学の名声を高めることに貢献する所存です。さらに、産学連携を通して、研究成果の実学としての応用を図りたいと思います。これらの目標を達成することにより、学生に対して「自分流」の規範となることをめざし、帝京大学における教育研究の発展に貢献するつもりです。

上に述べた目標の達成には、皆様方のご支援が必須です。ここに改めてお願い申し上げる次第です。

設立の経緯

本センターは、冲永荘一総長(当時)の発案により、1983年に山口英世教授を初代センター長に、本学医学部内の研究機関、帝京大学医学部医真菌研究センターとして設立されました。1984年には日本微生物株保存連盟(現・日本微生物資源学会)にも加盟し、今日まで有用な真菌株資源の保存活動を進めています。
1992年には現在の形である帝京大学付置研究機関へ改組、帝京大学医真菌研究センターとなり、次いで1995年にはセンターの英語名称も改められ、Teikyo University Institute of Medical Mycology(TIMM)としています。
2004年からは現在のセンター長である安部 茂教授がセンター長を務めており、2013年にセンター設置から30周年を迎えました。